【はたらくクルマ】トーイングトラクター ~JALの定時運行を支える、空港のはたらくクルマ Vol.2~(2/2)
- 筆者: 山本 シンヤ
- カメラマン:小林岳夫
JALのトーイングトラクターに屋根がない意外な理由
ちなみに牽引するコンテナドーリーはパレット&荷物で約2トン。これを最大6台搬送することが可能である。パワートレインは55psを発生する2486ccの直列4気筒ディーゼルにATとの組み合わせで、最高速は25km/hだ。
ステアリング位置は欧米に合わせている…と言われているが、諸説は色々あるそうだ。ちなみに航空会社によってルーフを備えているモデルもあるが、JALでは全てルーフレスのモデルを使用。これはルーフ装着による「死角」をなくすためだそうだ。そのため、雨天時には作業者は雨具(合羽)装着での乗車となる。
このような細かい部分に関してもJALの安心・安全の考えが浸透しているのだ。
裏方スタッフだって、常にお客様目線で働く
JALの定時到着率世界一と言うのは、当たり前の事を当たり前にすることの難しさに対し、JALグループ全社員が取り組んできた成果の一つでもある。
航空機が出発する際に窓の外を見てみると、地上職員が手を振っている姿を見ることができる。
「全ての職員がお客様に感謝をこめて手を振っていますが、お客様に手を振り返してもらえるとこの仕事をしていて良かったな…と思います」とJALグランドサービス東京の西川和宏氏は語る。地上スタッフは航空会社の裏方ではあるが、その想いは常にお客様目線なのである。
[レポート:山本シンヤ]
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■【はたらくクルマ】トーイングカー ~JALの定時運行を支える、空港のはたらくクルマ Vol.1~[2015年4月17日]
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