フィットハイブリッドの登場でインサイトはどうなってしまうの?
- 筆者: 清水 草一
其の疑問、MJブロンディがお答えいたします!
ホンダは、フィットハイブリッドの登場に合わせてインサイトもマイナーチェンジし、足回りを以前よりぐっとしなやかにしました。
まだ見捨てるつもりはないですよ!
ただ、次期モデルがどうなるか、これは未知数ですね。もちろん、ホンダ内部でも決まっていないでしょうし。
私はホンダの内部情報のようなものは一切持ち合わせていないのですが(仮に持っていても、こういう場でバラしてしまったらもう2度と提供されませんねハハハ)、ひょっとすると、延々とモデルチェンジしないまま、細々生産を続け、アサイさんのおっしゃるように8年後にフェードアウト、みたいな道を辿ることもあり得ると思います。
インサイトはもう売れないけれど、鳴り物入りで登場させたのに、4~5年で消滅させては体面が悪い。そういう場合は、この方法を取るのが一番穏やかです。
さて、アサイさんは「ホンダが利己主義に傾いている」とご立腹の様子ですが、これは私企業である限り、仕方のない面もあるし、逆に言えば、だからこそチャレンジ精神を発揮してこれた、とも言えるんじゃないでしょうか。
99年に発売された初代インサイトは、オールアルミボディの2シーターハイブリッドという、とんでもない形で発売されました。これは、プリウスにカタログ燃費で勝つためだけに開発したようなクルマで、結局ほんのちょっとしか売れず、7年間細々と販売された後に生産中止になりました。
しかし今思えばこの初代インサイトは、とてつもない珍車、超マニアックなクルマでして、こういうものが世に出たこと自体は、私は大変良かったと思います。
もちろん、クロスロードのような、後に残る遺産もロクにないような失敗作もあります。でも、それを気に入って買った人も少なからずいたわけで、彼らはクロスロードの登場を喜んだはずです。
TYPE-Rに関しては、これまで3代にわたって十分頑張ってきたと思います。中身も力の入ったものだった。しかし、時代に合わなくなってしまった。それに尽きます。むしろ、TYPE-Rを消滅させてしまったのは、ユーザー側の責任です。
だって、一生懸命作ったのに、買ってくれる人が少なすぎたんですから!
MJブロンディの「ひとりごと」
私は自動車メーカーの内部情報のようなものには、まったく無関心です。内部のマル秘情報など得たところで、公開できないんですから意味ないし、どうでもいいんです。
逆にそういう情報を得られる立場に立ってしまうと、好きなことが書けなくなって、ライターとしての活動範囲を狭めてしまうんですよ。
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