【女性にウケがいいドライブ作法入門】その5)BGMは楽天的なものを
- 筆者: 清水 草一
【女性にウケがいいドライブ作法入門】その5)BGMは楽天的なものを
助手席の彼女自身のことを話題にし、できれば彼女に自慢や説教をしてもらう、逆に自分の自慢と説教だけは避ける――。
それがドライブ中の会話の原則ですが、BGMにはどんなものがいいでしょう。
「最初のデートの時は、FMラジオが最も無難ですね」(獣医師)
ラジオは音楽だけでなく、しゃべりもあり、いろいろなことが話題になります。それをきっかけに「キミはどう?」と尋ねれば、ごく自然に彼女の話題に持っていけるのです。ラジオなら押しつけがましさも皆無ですから、最初のドライブには最適と言えるでしょう。
しかし、いつもいつもラジオというのも芸がありません。音楽をかけるとしたら、何がいいのでしょう。
「基本的には、相手に合わせるようにしているよ。音楽の趣味がわからなくても、年齢からだいたいのことはわかるから」(高級ナンパ師)
相手に合わせることができればいいですが、あまり迎合するのもわざとらしいですし、簡単なようで難しいかもしれません。
「僕はハワイアンを薦めます。ハワイを嫌いだっていう人っていないでしょう。ハワイアンって楽天的だし、和やかな雰囲気になるんですよ。適度な意外性もある。『これ?ハワイのコンビニで9ドルで買ったんだよ。意外といいでしょ』なんて言うと、さりげなくアピールもできます」(モテ系カメラマン)
ハワイアンとはシブいですね。私はヴォサノバをお薦めしたいです。
基本的には、楽天的で明るくて、自己主張の少ない音楽がいいのではないでしょうか。くれぐれも自分の趣味嗜好を押し付けないようにしましょう。
MJブロンディの「ひとりごと」
弊社スタッフのマリオ二等兵は、長渕剛を神と崇める大ファンですが、現在、ごくまれに女性を愛車に乗せる際は、決して長渕をかけないようにしているそうです。
「関西に住んでいるときは、車内で長渕をかけても嫌がられることなどなかったんですが、東京に来てからは、驚くほど拒絶反応が強いので、控えています」
音楽の嗜好には地域差もあるんですね。
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