5ナンバーセダンのラインナップが少ない!かつてのように5ナンバーが活気づく可能性は?【教えて!MJブロンディ】

5ナンバーセダンのラインナップが少ない!かつてのように5ナンバーが活気づく可能性は?【教えて!MJブロンディ】
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5ナンバーセダンのラインナップが少ない!かつてのように5ナンバーが活気づく可能性は?

日産 ラティオトヨタ カローラアクシオ

こんにちは、26歳男です。清水先生の記事を媒体問わず、いつも楽しく読ませて頂いてます。清水先生に、今後の5ナンバーセダンについての展望をお聞きしたいです。

私は、車に汎用性・取り回し・経済性を求めています。2年ほど悩んだ結果、5ナンバーセダンが自分にとって理想かなと思っています。しかし、このカテゴリーは現在、トヨタのカローラアクシオと日産 ラティオしかありません。

主観的な意見が入りますが、カローラは、動力性能はクラス相応みたいですが、デザイン・内装が好きになれません。一方、ラティオはデザイン・内装は私好みですが、スーパーチャージャーの設定がなく、スペック的にはターボ付きの軽自動車並です。また、新型ノートやカローラと比較して、割高な点も首を傾げます。しかし、セダンのカテゴリーは譲れません。

そこで、もう少しラインナップが充実するのを待とうかと考えてますが、5ナンバーセダンが今後かつてのように活気づくでしょうか?

それとも5ナンバーの拘りを捨て、3ナンバーも視野に入れるべきでしょうか?スバル G4とか素晴らしそうですし・・・。長文になりましたが、よろしくお願いします。(セダンに恋してさん)

(2013/02/08追記)トヨタ プレミオ/アリオンも5ナンバーセダンとして現在発売されております(編)

其の疑問、MJブロンディがお答えいたします!

セダンに恋してさん、5ナンバーセダンに恋するなんてロマンチックですね。そういう人は今少ないですし!

というわけで、恋する人が少ないため、おっしゃるように5ナンバーセダンはカローラアクシオとラティオのふたつしかありません。

で、どちらもいまひとつお気に召さないわけですね。あ、プレミオ/アリオンもありますけど、登場からすでに6年ですし、26歳の貴兄にオススメする気はありません。

が、これ以外の国産5ナンバーセダンが、今後日本市場に投入されるのは、まず望み薄です。なにしろ5ナンバーなどという枠は日本にしかなく、日本である程度売れなきゃ、メーカーとしてはわざわざ開発してもモトが取れませんから!

トヨタ カローラアクシオ

アクシオですら月販3000台が目標。これでギリギリでしょう。日本以外で売ってるカローラは、ほぼすべて3ナンバー車なんですからね~。ただしアクシオについては、私もデザイン・内装がまったくダメだと思っております。

一方のラティオ(タイ生産の逆輸入)ですが、もしセダンに恋してさんが、スペックだけで動力性能を判断されているなら、一度試乗してみることをオススメします。

日産 ラティオ

ラティオの1.2リッター3気筒エンジンは、スペックからは想像できないほどトルクがあり、十分走ります。ロングストローク型3気筒独特の低速域での振動はありますが、時速20キロから上なら大丈夫。期待してなかった分、本当に驚きでした。

ノートもベースは同じエンジンですが、あちらも普通に走る限り、スーパーチャージャーが効くシーンはほとんどありません。素の3気筒の性能だけで99%をカバーします。それはぜひ、ディーラーで試乗して確かめてみてください!

ラティオの価格が割高に感じるのは私も同じですが、大きな値引きが獲得できれば、アリな選択肢ではないでしょうか。

それともうひとつ、5ナンバーにこだわるのをやめてみるというのも、ステキな決断だと思います。車庫が5ナンバーじゃないと絶対入らない!というなら別ですが、そうでないなら、ほんの数センチの車幅は、慣れでなんとでもなります。

スバル インプレッサG4

インプレッサG4、いいですよ。走りの質感はアクシオやラティオとは比べものになりませんし、スタイルや内装もカチッとしてて端正です。

リヤシートの広さは本当に感動。

全幅は1740ミリですが、この程度の車幅の差は、体感するのが難しいレベルなので、勇気を持って飛んでみるのもいいと思います!

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清水 草一
筆者清水 草一

1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。代表作『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高はなぜ渋滞するのか!?』などの著作で交通ジャーナリストとしても活動中。雑誌連載多数。日本文芸家協会会員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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