リスクも承知!ボルボとフォードが“完全自動運転”という「ギャンブル」をする理由(2/3)
- 筆者: 桃田 健史
完全自動運転、なぜ「今でしょ!」なのか?
では、どうして今年になって、完全自動運転に関する大きな動きが起こっているのか。
その裏には、「自動車産業界における史上空前の大変革」がある。ガソリン量産車が誕生してから、今年で133年目。その間、大量生産、排気ガス規制対応、ハイブリッド車、電気自動車、カーナビゲーションなど、様々な技術革新が行われてきた。
だが、2016年時点で自動車産業界が直面している変革は、単なる「クルマ自体の技術変化」ではなく、「クルマのあり方の変化」に直結している。
その筆頭が、アメリカで生まれて世界的な社会トレンドとして急成長しているライドシェアだ。「いわゆる白タク」であるライドシェアは、日本だけでなく、アメリカの多くの州や欧州で、未だに「違法行為」であり、実施できない場合が多い。それにも関わらず、市場から「是非、使いたい」という声が多く、ウーバーやリフトなど巨大ビジネスリーダーが出現してしまった。
そうした現実に対して、多くの自動車メーカーは「目を反らそう」としている。
世界ビッグ3は「あと一歩」が踏みきれない
それに対して、フォードとボルボは、完全自動運転との融合によって、ライドシェアを次世代ビジネスとして「取り入れよう」ということだ。
この点について、世界ビッグ3であるトヨタ、VW、GMはそれぞれ、ライドシェア大手との協業を発表しているが、様々な「しがらみ」のなかで、「あと一歩」が踏みきれていないのが実情だ。しかも、世界ビッグ3は、完全自動運転の早期実用化を明言していない。
こうして、世界ビッグ3がもじもじしながら「動きたくても動けない」うちに、ドカ~ンと大きく前進することが、フォードとボルボにとっての最大のメリットなのだ。リスクを承知で、大きな「賭け」に出て、仮に成功すれば「自動車業界体制を根底からひっくり返す」結果につながるかもしれないという発想だ。
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