セダン復権を予感させる新型S60の魅力|ボルボ 新型S60 詳細解説&試乗レポート(3/4)
- 筆者: 山本 シンヤ
- カメラマン:MOTA編集部
新世代シャシーのSPAを採用して居住性も走りもアップ!
フットワーク系はV60同様に新世代シャシーのSPAを採用するが、日本仕様は全車ダイナミックシャシーを採用。サスペンションはコンベンショナルなスプリング仕様のみでエアサス仕様の設定はないが、オプションで電子制御ダンパー「FOUR-C」がセレクト可能。タイヤはT4には225/50R17、T5/T6には235/45R18が標準装備となる。
ちなみツインエンジンには、ボルボから独立した高性能エレクトリックカー専門ブランド「ポールスター」がチューニングを行なう「T8ポールスターエンジニアード」と言う特別なモデルが存在する。
専用の内外装に333ps/430Nm+87ps/240Nmのパワートレイン、オーリンズ製ショックアブソーバ、ブレンボ製ブレーキシステム、鍛造アルミホイール+235/40R19サイズの専用タイヤなどが採用される特別なボルボで、日本での発売台数は限定わずか30台!! こちらは別の機会に報告したいと思っている。
もちろんV60と同じように、様々なシステムにより360°をカバーする鉄壁の先進安全・運転支援機能は全車標準装備。また、兄貴分譲りのベンチレーション&マッサージ機能付フロントシート(インスクリプションに標準)や、カーオーディオでは最高陣の音質を誇る「Bowers & Wilkinsプレミアムサウンドシステム」もオプション設定される。
今回試乗したのは、「T5インスクリプション」にオプションのプラスパッケージ(235/40R19&19インチアルミホイール、チルトアップ機構付電動パノラマガラスサンルーフ、テイラードダッシュボード、ステアリングヒーター、リアシートヒーターなどをプラス)が装着されたモデルである。
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