セダン復権を予感させる新型S60の魅力|ボルボ 新型S60 詳細解説&試乗レポート(1/4)
- 筆者: 山本 シンヤ
- カメラマン:MOTA編集部
ボルボが初めて自ら「スポーツセダン」を名乗ったモデルである新型S60を箱根で試乗。スポーティで上質な乗り味と、洗練されたスカンジナビアデザインが相まって、セダン好きをくすぐるクルマに仕上がっている。自動車研究家の山本シンヤ氏がレポートする。
ボルボ初のスポーツセダンである新型S60
クルマの基本形と言えば「セダン」である。古くはファミリーカーの代名詞と呼ばれ、各メーカーの“顔”と言われるモデルは全てセダンだったが、今ではその流れはミニバン/クロスオーバーSUVへと移り、今ではむしろ影のマイナーな存在になってしまっている。
では、セダンは今後どうなってしまうのか? 筆者はミニバン/クロスオーバーSUVが“普通”になった時代だからこそ、セダンにはこれらのモデルにはない“個性”が求められている。例えば、ミニバンやクロスオーバーSUVにはない直感的に感じる「カッコ良さ」や低全高/低重心と言った基本素性を活かす「運動性能」など、クルマ本来の魅力をより高める事が重要だと考えている。ある意味で古典的かもしれないが、実用性やスペースで競っても勝ち目はない以上、長所をより引き出すのは当然の流れだろう。
>>ボルボの新世代“スポーツセダン” 新型S60を画像で見る[フォトギャラリー]
そんな中、ボルボから新しいセダン「S60」が登場した。ちなみに2016年のXC90を皮切りに次世代モデルへの刷新が行なわれてきたが、このS60の登場で全てのモデルの移行が完了した事になる。ちなみにこれまでボルボには様々なセダンがラインアップされていたが、自ら「スポーツセダン」と公言したのは初めてである。
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。