レトロなワーゲンバスは現役の“営業車”だった!? TOYMOCKブースで見つけたVW タイプ2(T1)に注目【東京アウトドアショー2022】
- 筆者: 遠藤 イヅル
- カメラマン:島村 栄二
「TOKYO OUTDOOR SHOW 2022(東京アウトドアショー2022)」には興味を引くクルマの展示も多かった。自立式ハンモックとして高い人気を誇るTOYMOCK(トイモック)ブースに置かれていた「フォルクスワーゲン タイプ2 T1」(いわゆるワーゲンバス)もそのひとつだ。1950年代に登場した「ホンモノのレトロ車」でしか醸し出せない雰囲気を生かした展示用に持ってきたのかな、と思いきや、なんとこれはTOYMOCKのプロモーションカーだった!
全国の展示会などを実走で巡業している現役のワーゲンバスに遭遇
デモカーやプロモーションカーともなると、基本的には個人で所有せず、社員が代わる代わる運転することが多い。運転技術は人それぞれだから、可能ならば、誰でも乗りやすいクルマが好ましい。
しかしフォルクスワーゲン タイプ2は、左ハンドルのマニュアルというだけでなく、現代のクルマと比べると動力性能・制動性能は及ばない。交通の流れに乗ったり、車間距離を多めに取ったり、ブレーキを早めに踏むなど、運転中にも気を配る必要がある。乗りなれてしまえば運転することはむろん可能だが、乗り手を選ぶクルマでもあるだろう。
初代タイプ2はサーフ&キャンプシーンとの相性も抜群だ
このようないわゆる「旧車」をデモカーに選んだ理由を、TOYMOCKを製造販売する株式会社ノルコーポレーションの方にお聞きしたところ、同社では元より「面白いことをしよう」というムーブメントがあり、サーフシーンやキャンプシーンに似合うクルマとしてタイプ2を選んだとのこと。
たしかに、TOYMOCKブランドのハンモックやブランケットなどの製品に囲まれたタイプ2は、サーフ&キャンプシーンとの相性の良さを感じさせ、映えるシチュエーションを作り出していた。
展示車はタイプ2の中でも希少な初期モデルだった
同社では実際に、このタイプ2でデモキャンプなどに参加したことがあるそう。本来が商用バンであるタイプ2の、高い積載性・収容力を遺憾なく発揮したに違いない。
なおこのタイプ2は、フロントウインカーが飛び出ていて、テールライトも小型という、初期に製造された個体(アメリカ仕様では1955〜1961年、ヨーロッパ仕様では1960〜1963年のいずれかに該当)なのも注目したいポイントだ。
なおトイモックのブースでは、社員が社内で独自に立ち上げた「ブタ印工務店」の製品も初お披露目。キャンプで感じた「こんなモノがあったらいいな」という実体験から生まれた、シンプルで使い勝手に優れた木工製品を並べていた。
[筆者:遠藤 イヅル/撮影:島村 栄二]
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