東京オートサロン2013 現地速報！トヨタブース ～かつてのスープラの輝きを復活させる！「GRMN SPORTS FR Concept PLATINUM」～

先日のオートックワンニュースでもトヨタ、「東京オートサロン2013」に、GRMN、G’s、モデリスタ、TRD、TOM’S仕様などの86コンセプトを出展というアナウンスの通り、GRMN、G’s、TRD、TOM’s、MODELLISTAと多くのチューニングブランドを抱えるトヨタは、東京オートサロン2013にて8車種ものコンセプトカーを発表しました。

その中でもひと際目立つのが、「GRMN SPORTS FR Concept PLATINUM」。

20年前にスープラが持っていたスポーツカーの“憧れ”や“輝き”を現代に蘇らせたという「GRMN SPORTS FR Concept PLATINUM」は、ハイパフォーマンスカーにふさわしい精悍さを持たせるとともに、インテリアは満足感を高める上質な設えにより、「GRMN」ならではのオリジナリティ溢れる仕様となっています。

またターボとスーパーチャージャーを組み合わせたツインチャージャーを搭載することで、低回転から高回転まで幅広い回転域での優れた加速性能を実現。見た目だけではないパフォーマンスが伺えます。

色や質感を重視し、都会的で上質に演出した女性目線でのファッションカスタマイズが施された「86 x style Cb」。例えば、親しみある表情のフロントとツートンによるスリーク（なめらか）感を表現したり、室内色はトーン＆トーンのブラウンにまとめられています。

またスマホ対応モニターでは、タッチパネル操作のイコライザーで、自分好みの音で曲を聴くことが可能。さらにメーターやスマホ対応モニターの照明色までコーディネートするなど、女性目線でのニーズに対応すべく徹底的にカスタマイズされています。

“洗練された未来感”をテーマに、よりスタイリッシュでスポーティな86を目指して開発された「86 MODELLISTA Concept」。フロントバンパーからサイドスカート、トランクスポイラーに至るまで、ライトニングレッドにカラーコーディネイトされたインテリアなど、「MODELLISTA」が提案するカスタマイズコンセプトモデルです。

フェンダーガーニッシュは、クルマのエンジンがかかったかどうかを、手元のリモコンへ通知する「イルミネイテッドアンサーバック」機能が付くなど、デザインだけでなく使い勝手の良さも売りにしています。

「軽量化」「水平対抗2LNA」「ボディ補強・空力の充実」をテーマとし、既存のレースカテゴリーやストリートのレギュレーションに限らない、「TRD」として86を知りつくすためのコンセプトカーとして開発された「86 TRD Griffon Concept」。

ただ、サーキットでのタイムは意識した車両仕様とされており、AE86時代に「TRD」が行った様々なことが再び86ユーザーに提供されるというコンセプトカーです。

この「Griffon Concept」もその良い部分を活かす方向で作られているので、軽量化アイテムが要注目。また、2013年はつくば2000を始めとしたサーキットテストが予定されています。

“クルマを操ることの楽しさ”や“クルマをカスタマイズすることの喜び”の追求をキーワードとした、世界に一台だけのカスタマイズカー「Vitz Turbo Concept」。

サーキットからフォーマルまでこなすオールラウンダーなこのコンセプトカーは、エンジンをターボ化することで、アクセルを踏み込む右足にエンジンがダイレクトに反応。数値以上にスポーティでアグレッシブな走りを実現しています。

アクセル開度に対するレスポンスが素晴らしく、高出力に対する足廻りの強化も怠らないチューンとなっています。

新車でありながら高度にセットアップされたコンプリートカー、そしてキットパーツ販売を視野に入れ開発したTOM’S独自のコンセプトカー「TOM’S N086V Concept」。

1974年の設立以来「TOM'S」が長年レーシングチームとして培ったノウハウを余す事無く注ぎ込み、単なるサーキット走行でのタイムや数値を追うことをせず、トルク幅の増大やそれに伴う強化クラッチ、足廻りの強化など、乗って楽しいクルマを最大の目的とし、大人の五感を刺激する究極の86に変貌しています。