古きよき時代へタイムスリップ!! 「トヨタ博物館 クラシックカーフェスタ in 神宮外苑」開催
- 筆者:
- カメラマン:オートックワン編集部
2012年12月1日、今回で6回目を迎える「トヨタ博物館 クラシックカーフェスタ」が、いちょう色づく東京・神宮外苑にて開かれた。
このイベントは、トヨタの文化施設であるトヨタ博物館が、自動車文化の継承・発展と、クルマファンの交流を目的に2007年より東京で開催している。
イベントには、日欧米のクラシックカー約100台と、そのオーナーの方々が集まり、クルマの展示や、来場者との触れ合いなどが行われた。
トヨタ博物館からは、1936年にトヨタ初の量産型乗用車として生まれた「トヨダ AA型乗用車(レプリカ)」や、1935年に誕生したトヨタ初の販売車輌「トヨダ G1型トラック(レプリカ)」など数車種が出展された。
さらに記念乗車撮影車として、トヨタ初の量産コンパクトカーのヨタハチこと「トヨタ スポーツ800」や、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のタイムマシンのベース車「デロリアン DMC-12」が展示され、多くの来場者が目を輝かせて記念撮影を行っていた。
当日の朝の天候は曇り。時たま雲の切れ間から太陽が顔を覗かせている程度。
それでも、メインイベントとなる約11キロのクラシックカーパレードではオーナー、見物客関係なくどちらも盛り上がっていた。
パレードのスタート時には、タイミングを見計らったように晴れて、スタートを待つオーナーの方々の笑顔もより一層輝いていた。
都内約11キロのパレードコースは、会場の明治神宮外苑 聖徳記念絵画館前をスタートし、青山通り~内堀通り~祝田橋~二重橋前~銀座中央通り~和光前~祝田橋~三宅坂~青山通り~青山一丁目~権田原~絵画館前。
現在、いちょう祭りが開催されている銀杏並木は見ごろを向かえ、多くの観光客で賑わっていた。そこを颯爽と駆け抜けるクラシックカー達は、どれも皆いちょうに負けず劣らず、一身に注目を浴びており、銀杏並木を走る姿は当時現役で活躍していた時代へと見る物をタイムスリップさせていたに違いない。
そうして約11キロのパレードは、大きなトラブルもなく終了した。
記念乗車撮影車として展示されていた「トヨタ スポーツ800」「デロリアン DMC-12」は、老若男女問わず大盛況。途中から生憎の雨模様となったのだが、それでも記念撮影を行う方々は減らなかった。
「トヨタスポーツ800」は年配の方々が当時を懐かしむように“ヨタハチ”の愛称を口にしていた。「デロリアン DMC-12」は、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のタイムマシンのベース車ともあって、リアルタイムで映画を見ていたという方や、映画ファンなど多くの方で賑わっていた。また、その近未来的なディティールから、小さな子供にも人気なようで、リアルタイム世代の親御さんも一緒に目を輝かせていた。
そんな「デロリアン DMC-12」、実は現在、当時の外観はそのままにEV化が進められている。
これまで「デロリアン DMC-12」所有者による、自作のEV化はいくつもあったが、デトロイトモーターショー2012年にて、デロリアンモーターカンパニー(DMC社)のブースで2013年の市販化が明言されたのだ。
開発段階のプロトタイプ車には、最大出力260psを発生するモーターが搭載され、0-100km/h加速は4.9秒、最高速は200km/hを記録する。発売は2013年初頭を目指している。まさに映画さながら、近未来のマシンとして帰ってくるのである。
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