「激変デザインの真実」トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー[前編]/トヨタ 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】(1/3)

「激変デザインの真実」トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー[前編]/トヨタ 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】
トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー/トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】 トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー/トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】 トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー/トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】 トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー/トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】 トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー/トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】 トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー/トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】 トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー/トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】 トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー/トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】 トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー/トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】 トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー/トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】 トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー/トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】 画像ギャラリーはこちら

12年ぶりのフルモデルチェンジとはいえ・・・ここまで激変するとは!

トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー/トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】

ここまで激変するとは思わなかった。

トヨタ最小ミニバン「シエンタ」モデルチェンジは12年ぶり。ある程度の変更は当然かもしれない。でも新型はそれ以上。激変という言葉が似合うほどアグレッシブな変身を遂げた

何がここまでの改革をさせる理由になったのか。真実を知るには、実際にデザインを手掛けた方にお聞きするのがいちばん良い。ということで、チーフデザイナーの郷 武志さんに伺うことにした。

団塊ジュニアとポスト団塊ジュニア世代では、求めるデザインの方向性が違う

トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー/トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】

オートックワン(以下AO):12年ぶりのモデルチェンジということで、いつもと違う気持ちだったと思いますが、どんな考えでデザインに臨みましたか。

トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志さん(以下G):旧型には良かったところと変えたいところ、両方ありました。その中で大きく変えようと思ったのは、想定ユーザーが変わったことが理由です。

ユーザー調査をしたところ、旧型は団塊ジュニア世代がメインで、優しいデザインを好む方が多かったのですが、新型はポスト団塊ジュニア世代がメインで、主張の強いモノを好む傾向にあります。それに合わせて開発していきました。

エクステリアイメージは「トレッキングシューズ」!?

トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー/トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】

AO:エクステリアはトレッキングシューズをイメージしたそうですが、これはデザイン側から出たアイディアでしょうか。

G:デザインを始めるにあたり、国内の各拠点からアイディアを出してもらったときに、この提案があったのです。ファッション感覚にあふれていて、男女を問わず受け入れられそうだと思い採用しました。トレッキングシューズではプロテクターも機能のひとつであることから、乗員を守る造形をイメージしました。

旧型の優しいデザインは女性には好評でしたが、男性が乗るには抵抗があるという声も聞かれました。ダウンサイザーの方が多くなってきたこともあり、ジェンダーレスなデザインを目指したのです。

トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー/トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】

AO:逆に継承した部分はどこでしょうか。

G:使いやすさは継承したつもりです。サイズも全幅や全高は旧型とほぼ同じです。全長が伸びたのはハイブリッドユニットの搭載、ペダルレイアウトの適正化など、パッケージング的な理由です。その中で大きく見せないよう、フロントとサイド、サイドとリアの間にガーニッシュを入れることでオーバーハングを短く見せ、取り回ししやすそうなイメージを出しました。

[期待を超える驚き・・・次ページへ続く]

1 2 3 次へ

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

森口 将之
筆者森口 将之

1962年東京都生まれ。モータージャーナリスト&モビリティジャーナリスト。自動車専門誌の編集部を経て1993年フリーに。各種雑誌、インターネット、ラジオなどのメディアで活動。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。グッドデザイン賞審査委員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

トヨタ シエンタの最新自動車ニュース/記事

トヨタのカタログ情報 トヨタ シエンタのカタログ情報 トヨタの中古車検索 トヨタ シエンタの中古車検索 トヨタの記事一覧 トヨタ シエンタの記事一覧 トヨタのニュース一覧 トヨタ シエンタのニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる