日本版コンシューマレポート-トヨタ ラクティス ユーザー試乗レビュー-(2/6)

日本版コンシューマレポート-トヨタ ラクティス ユーザー試乗レビュー-
新型ラクティス フロントフェイス 新型ラクティス リアイメージ 新型ラクティス ラゲッジルーム トヨタ ヴォクシー 画像ギャラリーはこちら

新型ラクティスのユーザー評価・レビュー/エクステリア

上記データで、「庶民派」「家庭的」の数値が高いのは、コンパクトカーとしては当然。 「カッコいい」35.5%は、トヨタのデザイナーが喜びそうな結果だ。

「中性っぽい」32.3%は、「ユニセックスを狙っている」(三浦さん)との狙いが的中した。

「欧州車っぽい」19.4%は、「ラクティス」が欧州では「バーソS」として、プジョー、シトロエン、ルノー、VW、フィアットたちと戦うための、当然の印象である。

全長x全幅x全高=3,995mmx1,695mmx1,585mmは、日本での5ナンバー枠&欧州B/Cセグメントの「両狙い」として妥当な大きさ感なのである。

ではここで、「これって、アリ」を再開!

「カタログなどの印象では、『フリード』への対抗意識も感じられますが・・・。これって、アリ?」

「ナシです。フリードは3列シート、スライドドア、さらにボディサイズもひと回り大きい。競合車として考えたことはありません。まあ、(フリードから)こちらへユーザーが来ていただければありがたいですけどね」(三浦さん)

「スバル『トレジア』へのOEM(相手先ブランド製造)があります。これは『ラクティス』企画当初から組み込まれていた。これって、アリ?」

「アリです。2社間の契約で、企画の最初の時点から承知していました。今回の件、富士重工、トヨタの双方にメリットがあると思います。また富士重工側からトヨタへデザイン部門関係者が出向していました。やはり、スバル・アイデンティティは我々には作れませんので」(三浦さん)

では、今回試乗したユーザーは「ラクティス」のエクステリアをどう感じているのか。

以下、全コメントをご覧頂きたい。

新型ラクティスのエクステリアに関するコメント

・一回り大きくなった印象でした (nqi11455さん 群馬県)

 ・外観は、先代のイメージからは大きく変わっていませんが、一層シャープな感じでスポーティっぽさが出ました (ミントさん 群馬県)

・旧型より全高が低くなってるせいか、スポーティーな印象を受けた (ボン太さん 鹿児島県)

・コンパクトで見た目は好みな感じです。カラーによって、クールになったりシンプルになったりしていい (卍卍憂鬱卍卍さん 福井県)

・スポーティー (レオゴンさん 大阪府)

新型ラクティス フロントフェイス

・グリルがブーメランの様な形状で、幅広に見えて存在感がある。サイドについては、前期モデルと見分けが付かない (ハセさん 兵庫県)

・価格の割にがんばったと思う。高級感があり、かっこ良い (ナナさん 山形県)

・全体的に先代の野暮ったさが抜けて、シャープで男性的な印象になり良いと思う (ヒガシタニさん 福井県)

・車高が低くなり、スポーティーになった。男の子向けだと思う (シモムラさん 福井県)

・流線形でスタイル良い (ヤマグチさん 大阪府)

・いわゆるコンパクトカ- (イマイさん 長野県)

・ヨーロッパのクルマのようなデザインだと感じました (izu00126さん 群馬県)

・かわいらしい (シンさん 京都府)

・すごくかっこいい (コウムラさん 愛知県)

・前と変わらない (サカグチさん 東京都)

・フロントがIQのようでトヨタ車として統一感がある。先代より全高が低くなったが、さらに35mm下げて1550mmにできなかったのかと思う (GONTAさん 兵庫県)

・女の子向きだと思う (キタジマさん 埼玉県)

・天井がガラスルーフになっているのは魅力的です(ラフェスタのガラスルーフがほしくて購入しました) (オカバヤシさん 兵庫県)

・コンパクトに感じますが中は広い (sidewaylookさん 群馬県)

・もう少しフロントのインパクトを強くしてもよかったような気がした (カワセさん 福井県)

・良くも悪くも日本車の変わり栄えしない外観。私はあまり好きではない (くま坊さん 神奈川県)

・スポーティにまとまっている (さくらさく×2さん 岡山県)

新型ラクティス リアイメージ

・先代モデルと比べて、かなり精悍なイメージになりました。男性的でなかなかかっこいいと思いますが、女性に好まれるかどうかは少々疑問です (tfkさん 神奈川県)

・前ラクティスとの劇的な変化はないが、高級感が出たと思う (うーぱーさん 大阪府)

・前のモデルよりスッキリとかっこよいです (フェイさん 熊本県)

・まあまあ (サエキさん 埼玉県)

・ホイールではなく、カバー付ガンテツだったのが残念でした。オプションのエアロが格好良いと思いました (バンさん 埼玉県)

・大胆さが無い (孤独なドラマーさん 岡山県)

・ヘッドライト周辺が盛り上がっている所が好みではない (キスケさん 愛知県)

・先代モデルは全高が高く、見た目に不安定感があったが、ニューモデルは全高が低くなり、安定感のあるバランスの取れたプロポーションとなって魅力がアップした (のりぼうさん 兵庫県)

・先代に比べると、背が低くなって全体的なバランスはよくなったと思う。ゴテゴテとしたラインもなくてすっきりしているデザインは好感が持てる。ただ、ちょっとフィットに似すぎているようにも思う (エアチャリオットさん 東京都)

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桃田 健史
筆者桃田 健史

日米を拠点に、欧州、BRICs(新興国)、東南アジアなど世界各地で自動車産業を追う「年間飛行距離が最も長い、日本人自動車ジャーナリスト」。自動車雑誌への各種の連載を持つ他、日経Automotive Technologyで電気自動車など次世代車取材、日本テレビで自動車レース中継番組の解説などを務める。近著「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」(ダイヤモンド社)。1962年東京生まれ。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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