トヨタ プリウスα グレード比較(3/3)
- 筆者: 松下 宏
- カメラマン:トヨタ自動車株式会社
プリウスα/G(7人乗り・3,000,000円)
7人乗りの「G」の価格は300万円ちょうどだ。5人乗りの「G」に対して20万円高く、同じく5人乗りの「Gツーリングセレクション」と同じ価格である。
7人乗りは、5人乗りよりもシートが1列多くなるので、この分の価格差を5万円と考えると、全頁でも述べた7人乗り仕様に搭載されている「リチウムイオン電池」分の価格差は、ざっと15万円位になる計算だ。
どちらの電池も、性能的には同じになるように量を搭載しているとのことだから、リチウムイオン電池はまだまだかなり高いようだ。
7人乗りのGの仕様は、16インチタイヤ&アルミホイール、クルーズコントロールなどが装備される。これは5人乗りのGと同じだ。
センターコンソール下にリチウムイオン電池を搭載するため、コンソール回りの収納スペースが影響を受けて5人乗り仕様に比べるとかなり小さくなっている。
また3列目のシートがあるためラゲッジスペースの容量もぐんと小さくなる。
プリウスα/Gツーリングセレクション・スカイライトパッケージ(7人乗り・3,305,000円)
7人乗りではGツーリングセレクションがスカイライトパッケージとセットで設定されている。
5人乗り仕様のGツーリングセレクションは、Gに対して20万円高の設定であった。
プリウスα/オプション
プリウスαの価格はそれなりにリーズナブルな印象だ。
だが、プリウスαはオーディオレスが基本なので、いざ購入するとなるとオーディオを始めとしたオプション装着が必要となってしまう。これによって、実際の購入価格はかなり高くなるのが実情だ。
そのオーディオについては、実際にはHDDナビゲーションを装着することになるだろう。
ナビには、バックガイドモニターやインテリジェントパーキングアシストがセットになっているので、安い仕様でも47万7千円。G-BOOK対応だと52万9千円になる。
それだけではない。
安全装備のプリクラッシュセーフティシステム・レーダークルーズコントロールがHDDナビゲーションとセットになっていて、これを装着するとさらに14万円ずつ高くなる。
結果、上記を装備した場合には、61万7千円か66万9千円が必要になるわけだ。
もし、7人乗り仕様のGツーリングセレクション・スカイライトパッケージに上記を装着した場合、400万円を超えてしまう。
とはいえ、スバルのアイサイトが10万円のオプション価格で人気になっているのを見ても分かるように、今や安全装備は自らが積極的に装着する時代。14万円のトヨタのプリクラッシュセーフティシステムも、積極的に装着したい安全装備ではある。
なお、プリクラッシュセーフティシステムはG系のグレードにオプション設定されていて、S系には装着できないことにご注意頂きたい。
このほか、Sを選んだ場合には、「LEDヘッドランプ&スマートエントリー&スタートシステム」が11万円でオプション設定されている。
「LEDヘッドランプ&スマートエントリー&スタートシステム」は、Sツーリングセレクション以上には標準で装備され、SLセレクションには装着できない。
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