トヨタ プリウスワゴン 試乗レポート／松下宏(2/3)
- 筆者： 松下 宏
- カメラマン：オートックワン編集部
プリウスワゴンの「7人乗り」「5人乗り」仕様の違いをチェック！
インテリア回りも、ステアリングホイールはプリウスと共通だが、インパネ回りは完全に専用だ。シートも、3列シートとするために工夫を凝らした形状のシートが専用に作られている。
プリウスワゴンのボディサイズは、プリウスに比べて全長が＋115mm、全幅が＋30mm、全高が＋85mmとひと回り大きくなっている。
これによって生まれた余裕の室内空間が、プリウスワゴンの大きな特徴の一つだ。
プリウスワゴンには、「5人乗り仕様」と「7人乗り仕様」がある。
5人乗り仕様のラゲッジスペースは、ゴルフバッグが4個も積める535Lと、たっぷりな容量が確保されている。
そして、7人乗り仕様はラゲッジの容量は200Lと小さくなるが、3列目シートに大人も座れる空間が確保されている。
サイズ的にはウィッシュと同じくらいで、3列目シートに座った際にどちらが広いかと思ったが、それについてはほぼ同等とのこと。
ラゲッジスペースには床下にアンダーボックスが設けられている。5人乗り仕様はこれがふたつに仕切られていて、かなりの容量だ。
7人乗りは、容量はさほどではないがアンダーボックスの深さがあり、スーパーでまとめ買いをしても大丈夫といった感じだ。
プリウスワゴンのシートは1列目から3列目にかけて、順番に45mmずつ高くなるシアタータイプのシート配置となっている。これによって、後部座席からの視界も良好。
さらに、5人乗りも7人乗りも全席に3点式シートベルトとヘッドレストが装備されていた。これは、ついて当たり前の装備だろう。
【PR】MOTAおすすめコンテンツ
自動車そのものはもとよりクルマに関連する経済的な話題に詳しい自動車評論家。新車、中古車を含めてユーザーサイドに立った的確な購入アドバイスを語ることで定評がある。記事一覧を見る
自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。
この記事にコメントする