トヨタ エスティマ ハイブリッド グレード比較(3/4)
- 筆者： 松下 宏
- カメラマン：原田淳、オートックワン編集部
トヨタ エスティマ ハイブリッド グレード比較 2.4X
ハイブリッドのベースグレードとなるのがXで、ガソリン車と同様に実質的な装備に絞った実用本位のグレードとなる。
XとGとでは94万円もの価格差があるから、全くクラスの異なるクルマという印象さえある。
この価格差の最も大きな理由はHDDナビゲーション＆オーディオシステムの有無。
Xではオプション設定とされていて、装着するには45万円ほどの予算が必要になるから、価格差の半分はナビ＆オーディオによるものだ。
これ以外の装備の違いで大きいものとして、表皮にアルカンターラを使ったパワーシートがあるが、これには快適温熱シートもセットになっていて、単純には価格に換算できない。
またオプション装着すると8万4,000円のインテリジェントパーキングアシストや、同じく5万2,500円のデュアルパワースライドドアなどの違いもある。
ほかにもフロントサイドガラスのIRカット機能がなく、ステアリングがウレタンになり、リヤオートエアコンがリヤクーラーになるなどの違いも合わせて100万円近い価格差になっている。
ステアリングがウレタンになる点はガソリン車の2.4Xと同じだが、フロントウインドウが高遮音IRカット機能付きUVカットグリーンガラスになる点などはガソリン車の2.4G並みの水準で、ハイブリッドでは装備のレベルが全体に底上げされている。
XだけでなくGも同じだが、7人乗りと8人乗りの選択ができ、価格は8人乗りのほうが4万円安い。
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