トヨタ ランドクルーザープラド グレード比較(2/6)
- 筆者: 松下 宏
- カメラマン:原田淳、トヨタ自動車株式会社
2.7L系
フルモデルチェンジを受けた当初はV型6気筒4.0L車もかなりの比率で売れると見られるが、長期的には4気筒2.7L車のほうが売れ筋の中心になるはず。
2.7Lエンジンの動力性能は120kW(163PS)/246N・m(251kgf・m)の実力。ベースグレードでも2tを超えるプラドのボディに対しては、余裕十分というわけにはいかないが、実用的には十分といえるだけの実力を持っている。
2.7L車には3タイプのバリエーションが用意されている。TX(5人乗り)、TX(7人乗り)、TX Lパッケージの3つだ。
今回のプラドはロングボディの5ドア車のみの設定となり、基本は3列7人乗りとされているが、2.7TXにだけは5人乗りの仕様も用意されている。多人数乗車をする機会の少ないユーザーなら、5人乗り仕様を選べば7人乗りに比べて15万円安く買える。
ただ、TXはベースグレードであるため装備の充実度がやや低い。300万円以上のクルマなので、オプティトロンメーターやスマートエントリー、左右独立温度調節フルオートエアコンなどの快適装備はもちろん、VSC+TRC、7つのSRSエアバッグといった安全装備も標準で用意されているのだが、たとえばクルーズコントロールが装備されないとか、シートがパワーシートではないなどの点でやや不満が生じる部分がある。
TX Lパッケージは本革製のパワーシートを標準装備したグレードで、同時に快適温熱シートや本革巻きステアリングホイール、クルーズコントロールなども装備され、内装の照明などが上級仕様となる。ただ、TXに対してLパッケージの価格アップは44万円なので、本当に本革シートが好きな人向けだ。
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