「トヨタ 86(ハチロク)」オーナーのリアルなクチコミを大調査! ~マリオが突撃!「みんなのオーナーズクラブ」VOL.7~(3/3)
- 筆者: マリオ 高野
- カメラマン:古閑章郎
21歳で「旧車」AE86に乗る理由とは
尾形さん
続いては、オリジナルのAE86(カローラ レビン/スプリンター トレノ)オーナーにも直撃っ!!
弱冠21歳にして昭和61年式パンダカラーのAE86トレノに乗る尾形さんは、テレビやDVDなどで観て憧れた土屋圭市さんの影響を受け、免許を取ったらAE86に乗ると決めておられました。
このAE86が初めての愛車で、走行距離は26万キロを越えていますが、消耗部品さえ交換すれば、日常的な足グルマとして問題なく乗れるとのこと。
受注生産により3ヶ月待って装着したFRP製の軽量テールゲートが自慢です!
パッと見はまったくわからないところがイイのだとか(笑)!
とにかく今はこのAE86にしか興味がなく、当分他のクルマに目移りすることはなさそうですが、AE86をカッコよく乗り回して、同世代の若者に影響を与えまくっていただきたいものであります!
昭和58年式のトレノ2ドア、走行距離わずか3万キロ台!
山崎さん
山崎さんにとって、AE86は学生時代に憧れた夢のクルマでした。
念願が叶って20年前に手に入れてからは、良い状態のまま半永久的に維持できるよう、大切に乗って来られましたが、いよいよ息子さんが免許を取る年頃になり、二世代にわたって楽しめるようになってきました。
AE86は息子さんにとっても漫画やTVゲームなどで昔から馴染み深いクルマであり、お父さんが大事にされてきた姿も見て育ったので、AE86に対する思い入れは強いものがあるようです。
昭和58年式にして、走行距離はまだ3万キロ台という少なさに、思わず垂涎してしまいました(笑)。
親子二代、そしていつかお孫さんの世代まで受け継がれることを願っております。
一度手離したAE86を再び買い直した男
ホリケンさん
中学生の頃にビデオで見たAE86の姿にシビレ、免許をとってすぐにAE86を手に入れたというホリケンさん25歳。
憧れのAE86トレノは、自分の思い通りに動かせる一体感が凄まじく、想像していた以上に最高だったようです。
最初のAE86ではドリフトに興じるなどして腕を磨き、その後チェイサーに乗り換えられましたが、やはりAE86ならではの軽さや、4A-Gの痛快なエンジン音が忘れられず、現在所有するAE86を買い直したのだとか。
今のAE86には、お隣りの彼女さんとも思い出もたくさん詰まっており、これからも末永く乗り続けていきたいとのことでありました。 いろんな意味でウラヤマシかったであります(笑)!
驚愕のワンオーナー車! あまりの極上ぶりに「譲ってくれ!」の声多数
坪井俊明さん
新車と見紛うほどの超極上な状態をキープする赤いAE86トレノに目が止まりました。
27年前の1985年、オーナーの坪井さんは、新車のマークII/チェイサーを買いに行くつもりで足を運んだディーラーのショールームで偶然見たAE86にひと目惚れし、2枚ドアながら一応5人乗れると強引に家族を説得して、このAE86を購入。
そうこのトレノ、なんと驚愕のワンオーナーモノなのです!
しかも、希望ナンバー時代の新車じゃないのに登録ナンバーが「86」なんですよ! まさに運命的な一台でありますね。
AE86の「一般道でのコーナリング中でもアクセルを踏み増すことで挙動をコントロールできる」という美点は、パワーも安定性も高まった現代のクルマではほとんどできくなくなったので、AE86の魅力は年々輝きを増すのだとか。
現状でも軽く10年は普通に乗れるコンディションが整えられているようですが、将来のために消耗パーツ類をストックされています。
あまりの程度の良さゆえに「このクルマを譲ってくれ!」と声を掛けられることが絶えないのが最大の悩みなのだとか(笑)!
コンパクトで軽量なFRスポーツカーにしか興味がない!
あかさきさん
コンパクトで軽量なFRスポーツカーにしか興味がない!という硬派なあかさきさんは、すでに3台ものAE86を乗り継がれました。
最初に買われたのは25年前で、ドリフトもチューンナップもすべてやり尽くした感があるようですが、それでもなお、まったく飽きのこないAE86の魅力に、あらためてホレ直されたご様子です。今ではエンジンの積み替えまでご自分で作業されるのだとか。
新しい86は、AE86と比べると大きく重くなってしまったのがやや寂しいが、現代のクルマとしては良くがんばってくれたと語られました。
AE86並みのサイズや重量でも、安全なボディが開発されることを一緒に祈りましょう!
若いハチロクオーナーの予想外の多さに驚いた!
今回印象的だったのは、新旧共に86ユーザーは予想以上に若い人が多いということ!
7年フルローンで新車のスポーツカーを買った18歳と出会ったのは、15年ぶりぐらいじゃないでしょうか。
また、頭文字Dやグランツーリスモが若年層に与えた影響はやはり凄まじく、AE86の存在の浸透ぶりにも、あらためて驚かされましたです。
AE86のマニアさんからは「今の86を直系の後継モデルとするのは違和感がある」という声が目立ちましたが、そういうスポーツカーの系譜についての議論が加熱すること自体、奇跡のようだと感動したであります。
トヨタ 86とAE86を愛する皆様へ改めて・・・「敬礼」!
◎関連記事:
■真夏の富士スピードウェイに86オーナーが大集合! ファンイベント「Fuji 86 style 2012」開催[2012年8月6日]
■マリオが二等兵が行く!埼玉トヨタ「カスタマイズ&パーツフェア」イベントレポート[2012年7月9日]
■「みんなのオーナーズクラブ」特別編 ネッツ千葉「トヨタ 86 サーキット試乗会」レポート[2012年6月25日]
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。