テスラがまたも進化! モデルSで試した最新ソフトウェア アップデート8.0の実力(2/3)

テスラがまたも進化! モデルSで試した最新ソフトウェア アップデート8.0の実力
Tesla ”ソフトウェア アップデート8.0”搭載のテスラ モデルSに試乗/河口まなぶ Tesla ”ソフトウェア アップデート8.0”搭載のテスラ モデルSに試乗/河口まなぶ Tesla ”ソフトウェア アップデート8.0”搭載のテスラ モデルSに試乗/河口まなぶ <左は旧ソフトウェア6.1を搭載した従来モデル(参考)>Tesla ”ソフトウェア アップデート8.0”搭載のテスラ モデルSに試乗/河口まなぶ Tesla ”ソフトウェア アップデート8.0”搭載のテスラ モデルSに試乗/河口まなぶ Tesla ”ソフトウェア アップデート8.0”搭載のテスラ モデルSに試乗/河口まなぶ Tesla ”ソフトウェア アップデート8.0”搭載のテスラ モデルSに試乗/河口まなぶ Tesla ”ソフトウェア アップデート8.0”搭載のテスラ モデルSに試乗/河口まなぶ Tesla ”ソフトウェア アップデート8.0”搭載のテスラ モデルSに試乗/河口まなぶ Tesla ”ソフトウェア アップデート8.0”搭載のテスラ モデルSに試乗/河口まなぶ Tesla ”ソフトウェア アップデート8.0”搭載のテスラ モデルSに試乗/河口まなぶ 画像ギャラリーはこちら

ソフトウェア8.0で自動運転機能が大きく改善された

<自動運転機能使用時のメーターディスプレイ>Tesla ”ソフトウェア アップデート8.0”搭載のテスラ モデルSに試乗/河口まなぶ<ソフトウェア8.0では写真のように手が触れる程度でも自動運転機能は警告のうえ機能解除となる>Tesla ”ソフトウェア アップデート8.0”テスラ モデルS試乗/河口まなぶ

しかし今回、もっとも重要なトピックは自動運転機能の改善だろう。

>>”ソフトウェア 8.0”搭載<テスラ モデルS>フォトギャラリー

具体的には渋滞時の反応が良く、スムーズとなった他、自動運転インジケーターのデザインが変更され見やすくなり、前を走るクルマ2台分まで見渡せるようになったことで、急ブレーキを必要とする場合へのリアクションタイムが短縮された。また車線ギリギリを走る車両等を追い越す際に、自身でレーンを補正して安全を確保するようになった。

そんな中でも最も印象的だったのは、良い意味でも悪い意味でも話題を呼んだオートステアリングの機能改善。

アメリカでは手放し運転の動画がYoutubeなどに多数ポストされた他、実際に事故等もおこったことで大きな話題となったあの機能だ。これが今回から、手放しをしていると警告を出すように変更されたのだ。

手放し運転をすると自動運転が解除される安全機構が秀逸

<オートパイロット使用中に手放し運転を感知し警告している際のメーターパネル画面>Tesla ”ソフトウェア アップデート8.0”搭載のテスラ モデルSに試乗/河口まなぶ<手放し運転感知後にオートパイロットが解除された際のメーターパネル>Tesla ”ソフトウェア アップデート8.0”搭載のテスラ モデルSに試乗/河口まなぶ

ステアリングのセンサーが手放しを感知すると、画面全体が白く光ってステアリングを握ることを促し、それでも握らないと警告音がなり、さらに握らないとオートステアリングがオフになる。

しかも一度オフになってしまうと、停車してシフトをパーキングに入れないと復帰しない仕組みなので、これによって手放し運転を抑制するわけだ。

実際にステアリングに手が触れる程度で走っている(手放しではない)と反力がないことから警告が出て、機能オフとなるのを体感したが、一度オフになると復帰できないのは非常に不便。確かに手放し運転防止に効果がありそうだ。

また同時にアダプティブクルーズコントロール等では確かに前車のストップ・アンド・ゴーに対して反応がスムーズになっており、街中の交差点で前車に続いて完全停止する際のマナーも、下手な人間の運転より上手と思えるレベルになっていて驚いた。

2014年モデルと比較してわかった、最新テスラ モデルSの進化

<左は旧ソフトウェア6.1を搭載した従来モデル(参考)>Tesla ”ソフトウェア アップデート8.0”搭載のテスラ モデルSに試乗/河口まなぶ

さらに2014年当時のモデルSシグネチャーと乗り比べしたのだが、クルマの完成度の高さや品質がかなり向上しているのが手に取るようにわかった。

特に顕著なのが乗り心地で、2014年モデルは全体的に乗り心地面で荒い部分があり、高速道路等では路面変化によって姿勢がフラットに保てないこともあるなど、大きな違いが感じられた。

またクルマの作りそのものも、最新モデルは大分クオリティが向上していることも、内外装の細かな部分を見て確認できたのだった。

>>”ソフトウェア 8.0”搭載<テスラ モデルS>フォトギャラリー

<※参考:「ソフトウェア6.2」画面>Tesla ”ソフトウェア アップデート8.0”搭載のテスラ モデルSに試乗/河口まなぶ

さらに当時のソフトウェア6.1は、まるでPCでかつてのOSを見ているような気にさせられる。

こうした部分での操作感やレスポンス等に感じる古さは、ハードウェア以上に大きな違いとなって伝わってくる。そう思うとテスラはまさに、ソフトウェアによって進化するクルマという印象を受ける。

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河口 まなぶ
筆者河口 まなぶ

1970年生まれ。大学卒業後、出版社のアルバイトをしたのちフリーランスの自動ライターとなる。1997年に日本自動車ジャーナリスト協会会員となり、自動車専門誌への寄稿が増え、プレイステーション「グランツーリスモ」の解説も担当。現在、自動車雑誌を中心に一般誌やwebで自動車ジャーナリストとして活躍。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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