なにもかもが斬新過ぎる!|テスラ期待の量販車「モデル3」に初試乗(2/2)
- 筆者: 国沢 光宏
- カメラマン:茂呂 幸正
ウィンカー音ひとつにも“アメリカンジョーク”!?
周囲の交通状況を表示する方法には感心しきり
そしてテスラ モデル3には「遊び心」も詰まっている。
ウインカー出した時の音に「おなら」というのがあります。こいつを選ぶとブーブークッションのような放屁音を出す。湿った音質や、中身が出たような音質も混ざり、私だと楽しくも何ともない。でも疲れている人や、私より数段アタマの良い人は、ウンチやオシッコの話で喜ぶコドモの気持ちに戻り、癒やされるのかもしれません。その他「サンタクロース」というのもあり、コチラはソリの「シャンシャン」という音が出る。だったらスマートフォンの着信音みたくもっとたくさん選べるようにしてくれ、と思っちゃいますが。
一方、液晶画面には周囲の交通状況を出せる。自動運転用のセンサーで周囲を走っている車両の(乗用車と箱形車両、自転車やバイク、歩行者も)表示を出すワケ。こういったアイデアは素直に「凄いね!」と思う。
動力性能は必要にして十分だがオートパイロットの完成度は「今後に期待」
そしてテスラ モデル3の動力性能といえば「必要にして十分!」。今回試乗した左ハンドルの後輪駆動車(最終的な市販モデルにはRWDのロングレンジ仕様はなし)は標準的なスペック(「ロングレンジ」グレード/航続可能距離:約498km)ながら、圧倒的に速いです。
はたまた足回りにお金が掛かっていると思えば、前輪のディスクローターの方が後輪用より小さかったり、リアシートの背もたれは直立気味だし、質感もチーピーだったりと、普通の自動車だと理解出来ないことばかり。楽しいと思えれば楽しいのかもしれません。
そうそう。オートパイロット(いわゆる自動運転)は「ベータ版」。都内近郊でテストした限り、危なくて使いモノにならなかったです。今後のバージョンアップでガラッと変わる!?
[筆者:国沢 光宏/撮影:茂呂 幸正]
【参考】テスラ モデル3のグレードと主要スペック(北米仕様)
■スタンダードレンジ プラス
加速:5.3秒(0-60 mph)/最高速度:約224km/h(140 mph)/駆動方式:RWD/航続距離:約384km(240 miles)※/価格:約4,380,000円($39,500)
■ロングレンジ
加速:4.4秒(0-60 mph)/最高速度:約233km/h(145 mph)/駆動方式:AWD/航続距離:約498km(310 miles)※/価格:約5,490,000円($49,500)
■パフォーマンス
加速:3.2秒(0-60 mph)/最高速度:約259km/h(162 mph)/駆動方式:AWD/航続距離:約498km(310 miles)※/価格:約6,600,000円($59,500)
※EPA航続距離
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