スズキ 新型 ワゴンR「S-エネチャージ」搭載モデル 試乗レポート/今井優杏(2/4)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:島村栄二
軽ハイトワゴンでダントツTOP「32.4km/L」の低燃費を実現!
とはいえワゴンRのハイブリッド…じゃなかった、『S−エネチャージ』はプリウスみたいにモーターのみで走行したりするわけではない。そもそもハイブリッドの定義っていうのはなかなかに曖昧で、クルマで言えば『二つの異なる動力源を組み合わせた自動車』のことをひっくるめてハイブリッド、と呼んでいる。であれば『S−エネチャージ』もそう、まさしくハイブリッドなのだが、意味が転じてモーター走行をするものこそハイブリッドだとする向きもあり、クチのよろしくない方々からはモーター走行をしないハイブリッドは『なんちゃってハイブリッド』なんて呼ばれたりもしてしまう。クルマ界もその棲み分けはなかなか難しいんである。
プリウスのようなクルマは『ピュアハイブリッド』と呼ばれているのに対して、『S−エネチャージ』のようなシステムは概して『マイルドハイブリッド』と表現されることが多いのだが、ワゴンRに関してのスズキの公式発表にはどこにもハイブリッドの文字は出て来ない(新型ワゴンRのカタログの最後のページにある主要諸元表、その中の「主要燃費向上対策」の項に、ようやくひっそりと「ハイブリッドシステム」と唯一書いてあるのみであった!)。
これに関してスズキは『お客様の混乱を避けること』と『“エネチャージ”という商品力を伸ばしたかった』を返答としている。
敢えて「ワゴンR ハイブリッド」と呼ばないこの奥ゆかしさは案外、『そんなに謙遜しなくても、ハイブリッドですって言えばいいのにね~』なんて感じで、比較的好意的に受け入れられているような印象を受ける。
[次ページへ続く]
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

![スズキ 新型 ワゴンR STINGRAY(スティングレー)「X」[FF/S-ene-CHARGE(S-エネチャージ) 搭載モデル/ボディカラー:フェニックスレッドパール] 試乗レポート/今井優杏 7](https://cdn.autoc-one.jp/image/images/1880730/017_o.jpg)
![スズキ 新型 ワゴンR「FZ」[FF/S-ene-CHARGE(S-エネチャージ) 搭載モデル/ボディカラー:クリスタルホワイトパール] 試乗レポート/今井優杏 7](https://cdn.autoc-one.jp/image/images/1880730/068_o.jpg)
![スズキ 新型 ワゴンR STINGRAY(スティングレー)「X」[FF/S-ene-CHARGE(S-エネチャージ) 搭載モデル/ボディカラー:フェニックスレッドパール] 試乗レポート/今井優杏 9](https://cdn.autoc-one.jp/image/images/1880730/005_o.jpg)
