【1分動画】「スズキ 新型ジムニー」|納期1年待ちの理由とは!? 人気の4輪駆動車を動画で分かりやすくご紹介
- 筆者: トクダ トオル(MOTA)
- カメラマン:島村 栄二・オートックワン編集部
20年ぶりにフルモデルチェンジを実施したスズキ ジムニー
スズキは2018年7月、20年ぶりにジムニーのフルモデルチェンジを実施した。複数の新車ディーラーに独自取材したところ、今新型ジムニーを注文しても、納期はおよそ1年待ち(2018年11月現在)と、デビュー早々ながら非常に高い人気を集めているようだ。
ジムニーがここまで注目を集めたのはなぜか。専門家の意見も交え考察する。
ジムニーに注目が集まる理由をカーライフジャーナリストがコメント
スズキの新型ジムニーは、軽自動車ながら本格的な悪路走行を目的に設計され、頑丈なラダーフレームにパートタイム4WDの組み合わせを持つクロスカントリー4WDモデル。660ccターボエンジン(最高出力64馬力/最大トルク98N・m)を全グレードに搭載。エンジンは低回転から力があり、動力性能にも大きな不満はない。
足回りの設計は悪路の走破性を主眼に置かれたため、高速道路などの舗装路では少し柔らかく揺れも多めの傾向。ステアリングの動きもややスローに感じられる。とはいえ走行に大きな支障はなく、むしろこれを「ジムニーならではの味わい」と捉えることも出来る。
ただ、現代の自動車の中では極めて個性的な存在であることは間違いない。
カーライフジャーナリストの渡辺陽一郎さんは「日本で買える車のなかで悪路の走破力はおそらく最強」と評価。納期1年という新型ジムニーの異例な人気ぶりに対しては「日本の道で走らせるのがぴったりのサイズで価格も安い」(145.8万円~184.1万円)と、注目を集める理由について考察する。
[ライバル車と比較]唯一無二の存在だけに、他に比較のしようもないが・・・
クルマの人気はメーカーにとっても有難い話ではあるが、いっぽうで車検タイミングに合わせ乗り換えを検討するユーザーにとっては、なかなか厳しい状況だ。しかもジムニーの場合、他に直接競合するようなライバル車もない唯一無二の存在だけに、比較検討もままならない。
しかし、ジムニーの他にない個性に惹かれた、ここまで本格的な悪路走破性は必要ないというユーザーには、同じスズキの軽自動車で「ハスラー」を比較検討してみるのも良いだろう。SUV風の個性的なルックスが人気で、4輪駆動仕様も設定されているうえ、オンロードの走りや燃費の面では確実にジムニーの上をゆく性能だ。また室内や荷室空間はジムニーに比べはるかに広く実用的である。
いや、それでもやはりジムニーがいい!というユーザーには、中古車に目を向けてみることもおススメする。まだ数は少なく価格もそれなりにするが、早くも新型ジムニーの在庫が掲載されはじめている。
[筆者:オートックワン 編集部 トクダ トオル/撮影:島村 栄二・オートックワン 編集部]
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新型ジムニー/新型ジムニーシエラの主要スペック
新型ジムニー XC(5MT) | 新型ジムニーシエラ JC(4AT) | |
---|---|---|
全長 | 3395mm | 3550mm |
全幅 | 1475mm | 1645mm |
全高 | 1725mm | 1795mm |
ホイールベース | 2250mm | 2250mm |
エンジン | 水冷4サイクル | 水冷4サイクル直列4気筒 |
排気量 | 0.658cc | 1.460cc |
最高出力 | 47kW(64PS)/6000rpm | 75kW(102PS)/6000rpm |
最大トルク | 96Nm(9.8kgm)/3500rpm | 130Nm(13.3kgm)/4000rpm |
トランスミッション | 5MT | 4AT |
駆動方式 | パートタイム4WD | パートタイム4WD |
価格(消費税込) | 1,744,200万円 | 2,019,600万円 |
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