スバル レガシィS402ワゴン 試乗レポート(3/4)

スバル レガシィS402ワゴン 試乗レポート
イメージ1 イメージ2 イメージ3 フロントマスク リアアンダースポイラー メーター エンジンスタートボタン シフト 水平対向4気筒DOHC 16バルブ AVCSツインスクロールターボエンジン フロントグリル ヘッドライト&フォグランプ 画像ギャラリーはこちら

その運動性能と乗り心地にSTIの極意を知る

18インチアルミホイール

専用のツインスクロールターボに専用ECU、吸排気システムを組み合わせた2.5Lボクサーエンジンは、最高出力285ps/5,600rpm、最大トルク40.0kgm/2,000-4,800rpmを発生。

このスペックは、アウトバック2.5XTに搭載される同じ2.5Lターボをだいぶ上まわる。とくに、2,000~4,800rpmという幅広い領域で最大トルクを発生する点に注目だ。実際、2,000~4,000rpmあたりは2Lよりもかなりトルクフルで、さらに踏み込めば、過給による盛り上がり感の加速を味わえる。2Lとは段違いの速さを体感させてくれる。

足まわりやメカニズムにも注目だ。専用チューニングを施したビルシュタインダンパーに、STI製スポーツスプリングを組み合わせ、タイヤも専用チューンのRE050Aを履く。リアサスリンクの要所をラバーブッシュからピロボールブッシュに変更したことも大きなポイント。さらに、評価の高いフレキシブルタワーバー/ロアアームバー/フロアバーを前後に装着している。やはりS402は、こうした影の部分こそ興味深い。

ブレーキも、フロント6ポット/リア2ポットの対向キャリパーを持つ高性能ブレーキシステムを与えるなど、向上した動力性能に相応しい制動力の確保を図っている。走ると、まずは拍子抜けするほど乗り心地がいい。そして、バネ下が軽く、よくストロークする足まわりのおかげで、路面とタイヤが常に最適にコンタクトしている感覚がある。

本領を発揮するのはハイスピードコーナリングだろう。グリップの限界を超えてもゆっくり流れ、動きが読みやすいので、まったく恐怖感を覚えることなくマシンコントロールできる。 懐の深いブレーキも、連続したハードブレーキでもネをあげることはなさそうだし、薄皮一枚のような操作にも的確に反応し、コントロール性にも優れる。

とにかく、ひとつひとつが極めてリニアに、丁寧に仕上げられているのだ。

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岡本 幸一郎
筆者岡本 幸一郎

ビデオ「ベストモータリング」の制作、雑誌編集者を経てモータージャーナリストに転身。新車誌、チューニングカー誌や各種専門誌にて原稿執筆の他、映像制作や携帯コンテンツなどのプロデュースまで各方面にて活動中。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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