レガシィ ヒストリー -前編-(1/3)
- 筆者: オートックワン 編集部
- カメラマン:富士重工業株式会社
“もう一度レガシィを見つめなおして・・・”
日本のグランドツーリングカーというカテゴリーにおいて、常に頂点に君臨し続けるクルマがある。
日本がバブル絶頂で湧き上がる1989年、そのクルマは遺産の意味を持つ“レガシィ”という名を与えられ この世に誕生した。デビュー当初からドライバーズファンと、パッセンジャーズファンを融合させ、機能性を徹底追及した革新的パッケージを有するクルマとして、誕生以来、常に高い評価と注目を集めてきた。 今も尚、そのスポーティ性とドライビングプレジャーを湧き起こさせる独特の魅力は、多くのファンの心を掴んで離さない。
時を経て、フルモデルチェンジごとに魅せる新たな流麗なスタイリングは、一貫性を持ちながらも決して飽きを感じさせない、不思議な魔力を放ち続けている。
そして何よりもドライバーを走りの楽しさへと誘う水平対向エンジン×シンメトリカルAWDのコアテクニカルは、事実麻薬の如く、一度でもレガシィのハンドルを握った者を“スバルの世界”へと引き込む。
レガシィは、モデルチェンジごとに、レガシィファンのみならず、多くの人達の意識や、ライフスタイルの方向性までもを動かしてきた。
ここでは、世界共通の名で呼ばれるレガシィが、歴代どんな時代を歩み、そしてどんなクルマとして走り抜けてきたかを振り返ってみる。
“もう一度レガシィを見つめなおして・・・”
今年、レガシィは5代目へと改新。そして20歳を迎えた。
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