インプレッサSTI「ニュル24耐参戦」テスト走行レポート(1/2)
- 筆者: オートックワン 編集部
- カメラマン:オートックワン編集部
不安とは裏腹に午前10時過ぎ辺りから静岡県御殿場付近は太陽が顔を覗かせ、メインコースもウェットからドライへ。徐々に万全なロードコンディションを迎えた午前11時30分、パドックから姿を現した気合十分なインプレッサWRX STIがピットへ登場。
2008年、2009年に続き今回もSTIが独自にチューニングを施したインプレッサ WRX STI。ご存知2リッターのBOXERにツインスクロールターボを搭載したエンジンは、最大出力243kw、最大トルク461Nmを発生。トランスミッションは6MTを積み、車重は1,240kgと少々重めな点が気になるが、実はこれも総監督辰己氏による得策が練り込まれているというから、こちらも後のお楽しみということだ。
足回りは、ダンパーにビルシュタイン、ブレーキにブレンボというお馴染みの強力な“デバイス”を引っさげ、そこへBBS16インチアルミを装着した245/650/R18サイズのダンロップ製タイヤを履く。その他、クラッチディスクソリッドや、スポイラーをはじめ16のSTI専用パーツが搭載される。
この日何本もの念入りなテスト走行を行いながら、都度コンタクトを取り合うドライバーとピットスタッフ。その緻密な連携作業をはじめ、細かな調整には余念がなかった。 後はコンディションの最終調整を含め、仕上がりが気になるところだ。
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