エコカーの真相 第十二回/テレビ・新聞が書かない「EVの真実」(1/3)
- 筆者: 桃田 健史
- カメラマン:オートックワン編集部
テレビ・新聞が書かない「EVの真実」
第42回東京モーターショー2011において、各メーカーはこぞってEV(電気自動車)を出展した。
トヨタ「FT-EV Ⅲ」、日産「PIVO 3」、ホンダ「フィットEV」、ダイハツ「PICO」、スズキ「Q-コンセプト」、BMW「i3」などだ。こうしたEVを前に、テレビや新聞は
「エコカーが本格化。EVがどんどん売れる時代になる」
と報道する。
しかし、クルマに詳しい本サイト読者のなかには、EVの普及に対して疑問を持っている方も多いはずだ。
例えば―――、
「毎日通勤に使っています、リーフ。確かにこれ、良く出来たクルマだと思います。乗り味もハンドリングも、上級なガソリン車並です。でも、航続距離が少ないのも確か。フルに充電しても、実際には100kmちょっと走れればいい。まあ、僕はこれで十分ですけど。EVはまだまだ、創成期だと思いますね」(東京都府中市在住・リーフのオーナーさん)
「コンビニとかで、インフラはこれから増えるみたいやけど。でも、本当にこれからEVが急に増えるンか? 第一、トヨタはハイブリッドとプラグインハイブリッドが主体やし。雑誌とかで、トヨタがEVに本気になるの、まだまだ先だって言うてるやん」(大阪府豊中市在住・メルセデスEクラスのオーナーさん)
「Webで見たけど、マツダはデミオEVを開発しているらしい。でもそれって、アメリカの法律の対策だって書いてありました。フィットEVも出るみたいだけど、コンパクトカーでEVって、どうなんでしょうか?ミライースとか安くて燃費が良いクルマ、これから増えそうだし。EVだと値段、高くなるンじゃないですか?」(広島県広島市在住・デミオのオーナーさん)
こうした声にズバリ、お答えしよう。世界各地でEV最新現場の取材をしている筆者が、EV業界の裏と表をご案内。
これさえ分かれば、あなたも今日から「EV通」だ。
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