第42回東京モーターショーは本当に盛り上がったのか~TMS2011 現地レポート~/桃田健史(1/2)
- 筆者: 桃田 健史
- カメラマン:オートックワン編集部・東京モーターショー事務局
来場者と直接触れ合ったモータージャーナリスト 桃田健史がズバリ報告!
第42回東京モーターショーが12月11日、閉幕した。特別公開日が1日、そして一般公開日が9日、計10日間の総入場者数は84万2600人。これは、開催日が今回より1日少なかった前回2009年の第41回より、なんと22万8200人増(比率では37%増)だ。まさに、大盛況、大成功だった。
しかし―――。本サイト読者のような「クルマ好き」のなかには、「正直、物足りなかった」という声もある。いやいや、「大満足だった!」という声もある。一体、本当のところはどうなのか? そうした疑問に、ショー開催中の6日間現地にいた筆者がズバリお答えしよう。
賛否両論!? 来場者の生の声を直撃レポート
ちなみに、この6日間とは、報道陣向け公開日1日、「プロの運転による乗用車同乗試乗会」でのドライバーとして1日、「自動車ジャーナリストと巡る東京モーターショー」のツアーガイドとして4日だ。特にツアーガイドとしては、「クルマ好きコース」(定員10名)を7回(1回2時間なので14時間)、「初級コース」を1回(2時間)担当し、 来場者とフェイス・トゥ・フェイスで対話しながら、ショーの詳細を観察した。
そのなかでいろいろな「生の声」を聞いた。
同乗試乗会は総じて、皆さんポジティブ。やはり最新モデルとか、高級輸入車に乗ると、人は気持ちが高揚する。50組ほど同乗して頂いたが、そのほとんどがモーターショー初体験だった。
「SLSに乗れて、大感激です!」「レンジローバーって、意外とスムーズな乗り味なんですね」「カブリオレって初体験です。ここまで開放的だと思いませんでした!」「新型スイフトの動きが凄いスムーズでビックリ!」「AMGバカっ速い。嘘みたいに速くて、すっごく楽しかった!」「ルノーウインド、見た目が好き。走りもまあまあだったから、買い物リストに載せます!」。
いっぽう、ガイドツアーは5日間の平日開催。全国各地から参加して頂き、1回10名5チームx1日4回、定員1000名で、ほぼ満員御礼。
「アルファロメオが見たかったのに、いないなんて残念です」「リーフとかのEVには全く興味ありません。GT-Rってこの先も続くんですか?」「前回の幕張はガラガラだったのに、今回は平日でも凄い混み方。もうビックリです!」「アメ車、カンバック!」「マツダ頑張って欲しいですね。でもディーゼル、日本で本当に流行るんですかね? それにロータリーはどうするつもりなんですか?」「BMWのステージに入れるなんて、すっごく感激です!」などなど、まさに賛否両論だった。
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