2010年7月新車販売ランキング(2/3)
- 筆者: 松下 宏
11位~20位編・・・ミニバン4車種がランク入り
※()内は販売台数
11位:ステップワゴン(8,664)/12位:ミラ(8,457)/13位:セレナ(8,586)
14位:デミオ(7,840)/15位:パレット(7,440)/16位:ヴォクシー(7,349)
17位:ウィッシュ(7,328)/18位:ノート(7,176)/19位:マーチ(7,050)
20位:ノア(6,961)
10位から20位にかけてのランクには、ミドルクラスのミニバン4車種が入ってしのぎを削っている。
11位にステップワゴン、13位にセレナ、16位にヴォクシー、20位にノアという具合で、このクラスのハイト系ミニバンの売れ行きは本当に安定している。
前月には上半期の売れ行きでステップワゴンがセレナを上回ったのが話題になったが、7月もまたステップワゴンがセレナを上回った。といっても、ヴォクシーとノアの姉妹車を合わせた台数が、このクラスの断然トップになるという図式は変わらない。
3列シート車はほかにウィッシュが17位に入っていて、このあたりがトヨタの強さを感じさせる部分。隙間のない豊富なラインナップを持つことの強みだ。
軽自動車はベスト10から落ちてきたミラが12位、パレットが15位。ランキングはともかく、この2車種も安定した売れ行きを続けているのは間違いない。
ほかにコンパクトカーのデミオが14位でノートが18位、マーチが19位に入った。マーチはまだ新型車だけに切り替わっておらず、旧型モデルも入った台数ながら、販売目標台数の4000台を大きく上回る台数が登録されている。8月以降はほぼ新型車だけの台数になるはずだが、そこでどこまで登録を伸ばせるか。マーチも初期受注が1万台を超えたと報告されており、どのように登録台数を伸ばすかが注目される。
8月以降は大きくランクを上げてくるだろう。
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