東京キャンピングカーショー2023に史上最多90社200台以上の最新キャンピングカーが大集合!

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夏真っ盛りの7月1日(土)~2日(日)、東京ビッグサイトの東7・8ホールで「東京キャンピングカーショー2023」が開催されました。会場には史上最多となる90社200台以上のキャンピングカーが集合し、来場者数は2日間で計1万6369名と大盛況! 当記事ではMOTAが特に注目した11社のキャンピングカーをご紹介します。

目次[開く][閉じる]
  1. ダイレクトカーズ/雅 Quint(みやびクイント)
  2. AtoZ(エートゥゼット)/アレン・ミニ
  3. ALFLEX(アルフレックス)/ADDSET ELEMENT(アドセット エレメント)
  4. ロータスRV販売/ekクルーズ・コモド
  5. LEGANCE(レガンス)/ファインテックフルコンプリート
  6. ホワイトハウス/ヴェローナ
  7. デルタリンク/スーパーソニック890LL
  8. アネックス/ウトネ50
  9. CRS
  10. 三島ダイハツ/クォッカ
  11. ケイワークス/エクスクルーシブ・ミニ バード

ダイレクトカーズ/雅 Quint(みやびクイント)

インテリアにウッドを使用したオシャレなハイエースから、豪華装備を満載した本格仕様のキャブコンまで、幅広いキャンピングカーをラインアップする「ダイレクトカーズ」。同社ブースの注目モデルは、今回のショーで初お披露目された「雅 Quint」です。

ベース車両は大きすぎないボディサイズで街乗りも快適にこなせる「トヨタ ハイエース ワゴンGL」。リアに3人掛けのREVOシートを搭載することで、3ナンバー5人乗りのシンプルな車中泊仕様に仕上がっています。

リアシートを展開してマットを組み合わせれば、フラットなベッドスペースに早変わり。大人2名+子供2名がゆったり横になれる広々サイズなので、ソロからデュオ、ファミリーまで幅広いユーザー層に対応できます。

サブバッテリーや照明などもしっかり完備しながら、価格は2WD/465万円(税込)、4WD/495万円(税込)とハイエースのキャンピングカーとしてはリーズナブル。普段は乗用車、休日はキャンピングカーといったマルチな使い方ができる注目モデルです。

AtoZ(エートゥゼット)/アレン・ミニ

コンパクトサイズのキャンピングカーを数多くラインアップする「AtoZ」のブースでは、マツダ スクラムトラックをベースにしたスモールキャブコン「アレン・ミニ」を初展示。

現在開発中のプロトタイプですが、“軽トラで手軽にキャンピングカーライフを楽しめる”という利点に大きな注目が集まりました。

荷台部分を居住用シェルにチェンジしたボディの全長は3700mm。全高が高いためスペック以上に大きく見えますが、軽トラならではのコンパクトサイズで混雑した都市部や狭い道でもスイスイ走れます。

居住部分には4名がテーブルを囲めるリビングエリアやキッチンスペースなどを完備。軽トラがベースのキャンピングカーとは思えないほど、快適な居住空間を実現しています。

シートを展開したフロアベッドとコックピット上部のバンクベッドを組み合わせれば、大人2名+子供2名がゆったりと就寝できるスペースが誕生します。

そのほか、冷蔵庫やシンク、収納庫といったキャンピングカー設備も完備。軽トラで気軽にアウトドアが楽しめる最新型の軽キャブコンです。

ALFLEX(アルフレックス)/ADDSET ELEMENT(アドセット エレメント)

「ALFLEX」は機能性とデザイン性を両立したハイエースのコンプリートカーで人気を集める京都のキャンピングカーメーカーです。今回の注目作は「ADDSET」ブランドからリリースされたニューモデルの「ELEMENT」。ハイエースのスーパーGL(標準ボディ)をベースにした5人乗り2列シート仕様車です。

ADDSET ELEMENTの最大のポイントは、ポーランドのキャンピングカーブランド「MOBIFRAME(モビフレーム)」の「スマートベッドシステム シート」を国内で初搭載していること。上質な生地で乗り心地が良く、シート1脚を展開するだけで長さ1900mm、幅1200mmの就寝スペースに早変わりします。

車中泊に必須の電源供給はサブバッテリーではなく、大容量ポータブル電源を採用。シンプルさと合理性を追求している点も「ELEMENT」の特徴です。

価格はスーパーGLベースで458万円(税込)とリーズナブルな設定。オシャレ感度の高い若者から小さな子供がいるファミリーまで、幅広い層が手軽にキャンピングカーライフを楽しめる1台に仕上がっています。

ロータスRV販売/ekクルーズ・コモド

「ロータスRV販売」はライトユースのバンコンから本格的なモーターホームまで取り扱う老舗キャンピングカーメーカー。ブースで注目を集めていたのが、マツダ スクラムバンをベースにした「ekクルーズ・コモド」です。

インテリアには大人2名が就寝できるベッドのほか、電子レンジをビルトインした機能的な家具、冷蔵庫、地デジテレビ、リチウムイオンサブバッテリー、DC12Vクーラーなどを標準装備。スモールサイズの軽キャンパーとは思えないほど充実した装備内容です。

そのほか、外装天井に設置する薄型ベンチレーター、リアのスライド式アウトサイドシンクも装備し、快適なクルマ旅を実現できる贅沢な軽キャンパーに仕上がっています。

LEGANCE(レガンス)/ファインテックフルコンプリート

ラグジュアリーをテーマにしたハイエース用パーツを幅広く展開する「LEGANCE」のブースでは、「ファインテックフルコンプリート」が注目を集めていました。

ベース車両の「ファインテックツアラー」は、トヨタ車体が販売するハイエース スーパーロングの10人乗りビジネス送迎車。アルファードと同じオットマン付きキャプテンシートを装備した同車の素性を活かしつつ、レガンスのオリジナルパーツで快適な空間を作り上げています。

すべてのシートにはレガンスの代名詞的パーツであるワッフルシートカバーを装着し、ベース車の持つ高級感をさらにグレードアップ。レガンス製パーツで内外装をトータルコーディネートすることで、他車とは一線を画すラグジュアリー感を演出しています。

ホワイトハウス/ヴェローナ

軽トールワゴンやミニバン、ハイエースなどをベースにしたポップアップルーフ仕様のキャンピングカーをラインアップする「ホワイトハウス」。同社ブースの注目モデルは、今回のショーで初お披露目されたフィアット・デュカトのキャンピングカー「ヴェローナ」です。

インテリアにはリビングルーム、ベッドルーム、キッチン、サニタリーをユニットごとにレイアウト。フィアット・デュカトの広大な室内空間を活かして、長期の旅でも自宅と同様の感覚で生活できる快適な居住スペースを作り上げています。

リビングエリアにはシートが電動でベッドにトランスフォームするギミックを搭載。右後方の常設2段ベッドと組み合わせることで、大人4名がゆったり就寝できます。

リアエンドのサニタリーはトイレや収納式洗面台が装備されているほか、シャワールームとしての使用も可能。走行性能と居住性を両立したフィアット・デュカトベースの本格キャンピングカーです。

デルタリンク/スーパーソニック890LL

バンコンから欧州モーターホームまで、幅広いタイプのキャンピングカーを取り扱う「デルタリンク」。注目車両はスロベニアのキャンピングカーメーカー「アドリア」のフラッグシップモーターホーム「スーパーソニック890LL」です。

このモデルはメルセデスベンツの専用シャーシをベースに、ボディや内装のすべてをアドリアが架装したもの。ボディは全長8900mm×全幅2305mm×全高2950mmのビッグサイズで、車両価格はなんと2600万円(税込)オーバー! 

モダンな室内空間のセンター部には開放的なリビングを配し、本格的なキッチンスペースには3口コンロやシンクのほか大型冷蔵庫やオーブンレンジも完備しています。

リアエリアには、ゆったりサイズのトイレ&バスルーム、ベッドルームをレイアウト。まさに「輸入モーターホームの頂点」にふさわしい風格が漂う1台です。

アネックス/ウトネ50

コンパクトサイズのバンコンから本格的なキャブコンまで、さまざまなキャンピングカーを取りそろえる「アネックス」。同社ブースでは、ハイエースに独自の架装を施して多様性をアップグレードした「ウトネ500」が展示されていました。

ベース車両は3ナンバーミニバンとほぼ同等サイズのハイエース ワイドミドル。普段乗りからアウトドアや移動オフィスまで、幅広い用途で乗り回せる大きさです。

インテリアはセカンドとサードシートに900mm幅(2人掛け)のREVOシートを装備し、右サイドのキャビネットにはシンクと冷蔵庫がビルトインされています。

リアサイドには市販のコンテナボックスが収納できる「オープンラック収納システム」も装備し、細かい荷物などをキッチリ分けて収納可能。デザイン性と機能性を極めたキャンピングカーです。

CRS

ハイエースやキャラバンのコンプリートカーやカスタムパーツを取り扱う「CRS」のブースには、ハイクオリティな自社製品でトータルカスタムしたデモカーが展示されていました。

イマドキのアウトドアイメージとオシャレなレトロイメージを融合させた「万能アウトドア仕様」のハイエースです。

ランドローバー ディフェンダー純正色のタスマンブルーでオールペンされたエクステリアは、どんなシーンでも抜群の存在感を発揮するオシャレな佇まいが魅力。

レトロ感満点の丸目フェイスや上下開きのリアベンチドアなど、街中にも自然のフィールドにもよく映える個性的なスタイルです。

ヴィンテージレザー調のシートカバーでコーディネートしたインテリアには、ロッドホルダーやスライドフロアなどの機能パーツもセット。ハイエースプロショップならではのパーツチョイスで、オシャレで便利なソトアソビ仕様に仕上げています。

三島ダイハツ/クォッカ

「三島ダイハツ」はキャンピングカーの開発・販売も手がける静岡県のダイハツディーラー。注目モデルはハイゼットトラック パネルバンをベースにした「クォッカ」です。

最大の魅力は静岡県産の“富士ひのき”をふんだんに使用した山小屋のような室内空間。木のぬくもりが感じられる大小4つの木製ボックスとテーブルは、シーンに合わせて多彩にレイアウトが可能。

テーブルを囲んだり、片側にテーブルを配置したり、ベッドスタイルにしたり、車外に持ち出してアウトドアテーブル&ベンチとして使用したりできます。

そのほか、DC12VクーラーやFFヒーター、リチウムイオンサブバッテリーなど、本格的なキャンパー装備もオプションで装備可能です。

ケイワークス/エクスクルーシブ・ミニ バード

愛知の「ケイワークス」はバンコンからキャンピングトレーラーまで、多彩なバリエーションのオリジナルモデルを展開するキャンピングカーメーカー。同社のブースでもっとも注目を集めていたのが、今回のショーでデビューした新型軽キャンパー「エクスクルーシブ・ミニ バード」です。

見どころは軽キャンパーとは思えないほどの充実装備。コンパクトなダイハツ アトレーがベースでありながらも、電子レンジや2000Wインバーター、リチウムイオンサブバッテリー、ミニキッチンなどを標準装備。

さらに、オプションでDC12VクーラーやFFヒーター、300Ahリチウムイオンバッテリー、216Wソーラー充電システムなども用意されています。

乗車定員と就寝定員が各2名の「2人旅仕様」に割り切ったことで、広々とした室内レイアウトを実現しています。質感の高い家具やファブリックで、既存の軽キャンパーとは一線を画す軽キャンパーです。

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岩田 一成
筆者岩田 一成

キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。1971年東京都生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒業。8年間の出版社勤務を経て2003年3月に独立。同年4月より、編集工房「HOT MIND」代表として編集業務の請負を開始。ライター・エディターとして、自動車専門誌を中心に様々なジャンルの雑誌・ムック製作に携わる。取材・インタビュー経験は3000件以上。座右の銘は「商人ではなく、常に最前線に立つ職人であれ!」記事一覧を見る

MOTA編集部
監修者MOTA編集部

MOTA編集部は自動車に関する豊富な知識を持つ専門家チーム。ユーザーにとって価値のあるコンテンツ・サービスを提供することをモットーに、新型車の情報や、自動車の購入・売買のノウハウなど、自動車に関する情報を誰にでも分かりやすく解説できるように監修しています。

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