価格差は100万以上…!? キックスとロッキーをあえて比べてみた|注目の大人気コンパクトSUV
- 筆者: MOTA編集部
最近は全長が4400mm以下のコンパクトSUVが大人気。今回はそんな激戦コンパクトSUV界の中から2020年6月下旬に発売された日産新型キックス e-POWERと、 2019年11月の登場以来、好調なセールスを記録するダイハツ ロッキーの2台を比較していきたいと思います!
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日産 キックス e-POWER vs ダイハツ ロッキーを比較
およそ10年前に初代ジュークでコンパクトSUVの市場を開拓した日産が、2020年6月に導入した「キックス」。
ボディサイズは、全長が4290mm、全幅は1760mm、全高は1610mmとされ、他社のコンパクトSUVではホンダ ヴェゼルなどに近く、以前のジュークに比べると、全長は約160mm伸びました。
キックスのグレード設定は、内装色等が異なるFFモデル2つのみ。パワートレインはe-POWER(直3 1.2リッター+ハイブリッド)のみと割り切られ、運転支援技術「プロパイロット」も全車標準採用と、最初から全部載せな状態なのが特徴。ノーマルのガソリンエンジン車などは今のところ設定はありません。
ダイハツ ロッキーは全長3995x全幅1695x全高1620mmの5ナンバーサイズで、登場するや否や一躍人気車種クロスオーバーSUV。兄弟車のトヨタ ライズは2020年上半期の販売台数第1位を獲得するほどの人気っぷりで、ロッキーも納車まで数ヶ月かかるほど。
全車1Lターボエンジンを搭載し、先進安全装備も充実しているにも関わらず170.5万円〜というバーゲンプライスも人気の秘訣で、年齢層を問わずに幅広いユーザーに支持されています。
キックスは丸みを帯びたコロっととしたフォルムと、存在感あるドヤ顔グリルが印象的。また、屋根が浮いているように見せる塗分けの2トーンルーフが、背の高さを感じさせにくくスポーティに見せています。
一方、フロントグリルが六角形で大きなものとなるロッキーはよりSUVらしい力強さ、ワイルドさを感じます。ボディ側面の形状は、サイドウインドウが3分割される「6ライト」のタイプで、ボディ同色のリヤピラー(柱)が配置され、その後部にサイドウインドウを設けることで外観を引き締めました。
2台とも後席は少し狭いが、荷室は充実
キックスは黒とオレンジの2トーンで仕上げられ、なかなか斬新な色合いが目をひきます。デザイン自体は奇抜さもなく、きわめてオーソドックスです。
ボディ後端のピラー(柱)が少し太めにも感じますが、インパネのステッチ(縫い目)にも本物の糸が使われて肌触りも良く、エアコンのスイッチは高めに装着されて使いやすいです。
ロッキーは上級グレードを選択すると液晶メーターとなるほかディスプレイオーディオを選択できるなど先進性が人気の秘訣となっています。パーキングブレーキはレバー式を採用しており、ブラック系のシンプルで落ち着いた印象です。
キックスは前席は座り心地が少し硬いと感じるかもしれませんが、背もたれのサイドサポートが、体を左右からしっかり押さえる感覚があります。リラックス感覚は弱いですが、運転姿勢は乱れにくいです。
ロッキーは全高がキックスよりも高いおかげで、頭上に十分な空間があります。さらにピラー(柱)やウインドウの角度も立てたので、圧迫感も生じず、コンパクトなサイズでも居住性に不満はありません。
後席に座る乗員の膝先空間は身長170cmの大人4名が乗車して、キックスは握りコブシ2つ弱であり、ロッキーの後席の膝先空間は1つ半。どちらも広々と快適というサイズではありませんが、かなり窮屈に感じるということもなさそうです。
その代わりに、どちらのクルマも荷室が充実しています。キックスの奥行寸法は900mmを確保して、ゴルフバッグやスーツケースなども積みやすいです。
ロッキーの荷室は後席背もたれを起こした状態の通常時は、荷室奥行きが755mm、荷室高が740mm、荷室幅が1000mm(メーカー測定値)と、コンパクトクロスオーバーながら十分な広さを担保しており、フロアボードが上段、下段の2段で設置可能です。
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