NSX、インテグラに続く“タイプR兄弟”の末っ子!6代目 ホンダ シビック【MOTA写真館】
- 筆者: MOTA編集部
1995年に登場した6代目となるホンダ シビックは、「ミラクルシビック」のキャッチコピーとともにデビュー。3ドアハッチバックと4ドアセダンをラインナップし、3ステージVTECエンジンやCVTのホンダ・マルチ・マチック(HMM)など、新技術を搭載。さらに、シビックのスポーツバージョン タイプRが初めて設定された。
ハイパワー低燃費の3ステージVTECを搭載したミラクルシビック
6代目となったホンダ シビックは、伸びやかなショルダーラインとシャープなヘッドライトを装備することで、スマートでスポーティーな印象へイメージチェンジ。また、全長とホイールベースを延長し、全高を上げることで室内空間を拡大。後席の居住性も改善された。
搭載されるエンジンは、いずれも直列4気筒で、1.3L、1.5L、1.6Lの排気量を用意。中でも、1.5L VTECエンジンは従来のVTECとVTEC-Eを掛け合わせ、低燃費高出力を実現した3ステージVTECで、130馬力というパワーを実現しながらも、カタログ燃費20.0km/Lを達成。トランスミッションには5速MTと4速ATが用意され、グレードによってCVTを搭載するグレードもラインナップしていた。
初代 シビック タイプRの誕生
1997年には、シビック史上初となるシビックタイプRがデビューする。シビック タイプRは、レッドエンブレムが装着されるタイプRシリーズで、NSX、インテグラに次ぐ3番目のモデルとして登場。
ボディは軽量化され、エアロパーツやバケットシートを装備、専用色のチャンピオンシップホワイトなどタイプR専用の装備が奢られている。
エンジンは直列4気筒 1.6L VTEC B16B型で最高出力185馬力/8200rpm、最大トルク16.3kgm/7500rpmを発生。トランスミッションは5速MTのみ。
ホンダ シビックがフルモデルチェンジした2000年以降もタイプRは生産され続け、2001年までの約4年間にわたり販売されていた。
この記事にコメントする