【PR】氷上性能が15%アップ!ヨコハマ史上最高傑作のスタッドレスタイヤ「アイスガード6」の魅力に迫る(2/3)

  • 筆者: 岡本 幸一郎
  • カメラマン:和田清志・横浜ゴム株式会社
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凍った路面でも着実に止まって曲がれることは、大きな安心感をもたらす

アイスガード6は、アイスコーナリングも大幅に向上している。一定の円を通過するのにかかるタイムを比較すると、アイスガード6はアイスガード5プラスに対して7%も短縮している。

アイスガード6は、剛性感があってステアリング操作に対する応答遅れが小さく、さらに切り込んでいっても車体が素早く反応する。コーナリングスピードもやはり速く、限界付近でもよく粘り、滑り出しもおだやかなのでコントロールしやすい。

いろいろな面で進化をとげた中でも、凍った路面でも着実に止まって曲がれることは、より大きな安心感をユーザーにもたらすことはいうまでもない。

ピラミッド状の4ツ折サイプがブロック剛性向上と接地性確保に寄与

アイスガード6は、車速を上げるのにも時間を要しないのは明らか。また、ステアリングの切りはじめの応答遅れがなく、ターンインでの舵角も小さい。コントロール性も高く、コーナリング中の修正舵もずっと少ない。加えてトラクションも高く、旋回しながら前へ前へと進んでいくので、コーナリングのペースもずっと速い。

これには”折り”をピラミッド状に4段に重ね、立体形状のサイプ(タイヤ表面の細かい溝のこと)がお互い支え合うことで、ブロック剛性を向上させて接地性を確保するという「クワトロピラミッドサイプ」も効いているに違いない。

ご参考までお伝えすると、氷上と雪上では求められる要素が相反する部分もあり、それがもっとも難しいのがトレッドパターンにある。

氷上性能を高めるには接地面積を増やしたほうがよいが、雪上性能を高めるには溝を増やして排雪性を確保する必要がある。それを巧くバランスさせることが求められるわけだが、アイスガード6では、上記のとおり氷上性能を向上させながら、雪上性能も向上させていることが確認できた。

雪上でもサマータイヤに近い挙動を実現

そんなわけでアイスガード6を装着したクルマは、雪上とは思えないほど、よく曲がり、よく止まってくれて、とても走りやすかった。ちょっと大げさかもしれないが、その感覚は舗装路をサマータイヤで走るのに近いものがあったように思う。

さらに、アイスガード6を装着した重量級ミニバンと後輪駆動車でも圧雪路を走行したところ、アイスガード5プラスとの乗り比べで感じた優位性は変わることはなかった。

重心が高く、コーナリング時に車体が大きく傾きやすい背高ミニバンでは、タイヤの剛性がたりないと腰砕けになり、外輪側に荷重がかかりすぎてアンダーステアになりがち。ところがアイスガード6は剛性不足を感じさせることもなく、乗用車とあまり変わらない感覚で走れてしまう。思ったとおりに舵が利いて、スラローム走行で素早くステアリングを切り返してもしっかりついてくる。

一方、滑りやすい路面が苦手といわれる後輪駆動車も、十分なグリップが得られるおかげで安心して走ることができた。あえてトラクションコントロールをOFFにして走ってみても、粘り腰のグリップにより流れ方が緩やかでコントロールしやすく走りやすい。

こうしてアイスガード6が雪上性能の高さと、ミニバンにも対応する高い剛性を身に着けていることが確認できた。

低温でも硬くなりにくい特別な素材を新採用し、約4年後も性能をキープ

しなやかさを保つ特別な素材の採用により、その性能の恩恵をより長い期間にわたって享受できるのもアイスガード6の特徴だ。

スタッドレスタイヤに用いられているゴムはサマータイヤと異なり、低温でも硬くなりにくく、柔らかさを保つことで、凍った路面の凹凸にもしっかり密着させることができる。

これはスタッドレスタイヤにとって非常に重要な特性のひとつで、ゴムが硬くなると、たとえ溝が残っていても路面に密着する性能を発揮できなくなる。

そこでアイスガード6では、オレンジオイルSを新たに採用し、しなやかさをより長く持続させることに成功。時間が経っても硬くなりにくく、横浜ゴムでは約4年後も高い性能をキープできるということを確認しているそうだ。

さらに、後述するウェット性能を高めながらも、背反する低燃費性能を高めていることも特筆できる。

ヨコハマの低燃費タイヤシリーズ「BluEarth(ブルーアース)」で培った省燃費技術をアイスガード6に応用し、新たに開発した「新・低発熱ベースゴム」を採用したことで、ころがり抵抗を2%低減し、夏用低燃費タイヤに匹敵する低いころがり抵抗を実現したことで、燃費を改善した。

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岡本 幸一郎
筆者岡本 幸一郎

ビデオ「ベストモータリング」の制作、雑誌編集者を経てモータージャーナリストに転身。新車誌、チューニングカー誌や各種専門誌にて原稿執筆の他、映像制作や携帯コンテンツなどのプロデュースまで各方面にて活動中。記事一覧を見る

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監修者MOTA編集部

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