相次ぐ悲惨な高齢者運転事故、認知症や誤操作へ有効な対応策とは(1/2)

相次ぐ悲惨な高齢者運転事故、認知症や誤操作へ有効な対応策とは
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高齢者事故の原因は認知症起因と判断力低下からの誤操作

高齢者ドライバーによる事故が連日のように伝えられている。この手の事故、実は毎日のように発生しているのだけれど、これまではあまりニュースにならなかったのだった。しかしここにきて「話題になるならドンドン出そう!」ということなんだと思う。我が国の報道の特性である。

ただ、事故防止対策をするには国民全体の問題意識が必要。話題に上がった機をとらえ、みんなで考えるべきだと思う。

高齢者の事故の原因は認知症起因と、加齢によって判断力&対応能力が低下したためからくる誤操作という二つ。それぞれ考えてみたい。

まず認知症。違反時や免許更新時の認知症検査を強化する動きになっているけれど、残念ながら決定的といえない。認知症が進むと免許の有無なども認知できなくなってしまうからだ。

「免許を持っていなくても運転する」ということである。

認知症対応策はエンジン始動時に暗証番号システム

相次ぐ高齢者事故の対応策とは

認知症に有効な対応策は、エンジン始動時に暗証番号など入れるシステムを加えることだろう。例えば日付でも良いから4ケタの番号を入れるようにしただけで認知症の方は動かせなくなります。簡単にできる対応策なのだけれど、どこかで反対している勢力がいるようだ。

誤操作は具体的に書くと、たいていは「ブレーキだと思ってアクセル踏んだ場合、驚いてさらに踏み増す」ということである。自動ブレーキなどの電子デバイスが有効だと思われているものの、案外難しい。もちろん完全に停止している状態かつ、前方に障害物あるようなケースなら、自動ブレーキの機能をそのまま使える。

カメラやレーダー問わず、どんなタイプのセンサーであっても前方に固い壁などあったら反応するため、アクセル全開を受け付けなければよい。ただ前方に障害物無い時のアクセル全開は制限できず。何の障害物が無い時でもアクセル全開を受け付けないシステムにすると、フル加速もできないということになってしまう。

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国沢 光宏
筆者国沢 光宏

1958年生まれ。ベストカーガイド編集部員を経て自動車評論家に。空気を全く読まず言いたいことを言い、書きたいことを書くので自動車メーカーから嫌われている。現在所有しているクルマは日産 リーフやトヨタ MIRAIなど多数。趣味はラリーに出場すること。人気のない(本人談)Webサイトを運営中。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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