いよいよ日本も高速道路制限速度が120km/h引き上げられる!?(1/2)
- 筆者: 清水 草一
モータージャーナリストでもあり、高速道路研究家でもある清水草一氏が高速道路に対する疑問にズバリ回答。編集部が皆さんを代表して質問をぶつけます!
■今回は日本の高速道路制限速度の引き上げについて聞きました!
(編集部 = 編 / 清水草一 = 草)
編)新東名の制限速度が120km/hに引上げられるかもしれないと言われてますけど、どうなんですか?
草)国交省は以前から前向きだったけど、警察庁が断固反対で実現できていなかったのが、今回はその警察庁が「2015年度末までの予定で有識者や国交省をまじえて検討する」ということなので、いよいよか!という期待は高まるね。「もはや引上げは決定的」という観測もある。
編)なぜ警察庁は反対していたんでしょう。
編)もともと新東名は道幅もあるし、直線が続いてますもんね。
草)道路構造令の第1種第1級道路で、設計速度は120km/h、実際には140km/hを担保する構造になっている。実際走ると、アウトバーンの速度無制限区間と比べてもまったく遜色ない。新東名がドイツにあれば、地上区間は速度無制限、トンネル部は130km/hになるだろう。つまり、制限速度120km/hはパーフェクトに問題ない構造だ。
編)なら、やろうと思えばすぐに引上げ可能なんですね!
草)いや、120km/hへの引き上げが検討されているのは、「片側3車線以上の区間」となっている。新東名はもともと全線片側3車線で設計・施工されていたけれど、10年前の道路公団民営化の際、コスト縮減のため全線片側2車線に縮小されることになった。だから、3車線への拡幅は必要だ。
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