第一回 カーソムリエ学生選手権 最終選考を突破した3名による“ジュネーブモーターショー”振り返り座談会 [インタビュアー:飯田裕子](1/3)
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第一次選考を突破する秘訣は?
飯田裕子さん(以下、飯田):皆さんは「学生カーソムリエの代表として、ジュネーブに行きたい!」という強い想いで検定試験の勉強や二次試験に向た努力をしてきたと思うんだけど、どんなモチベーションで第一回 学生選手権に取り組んできたのかな?
石河 雄太さん(以下、石河):僕はカーソムリエ学生選手権のことをツイッターで知ったんですが、名古屋在住なのでモーターショーというと東京モーターショーもなかなか行けなくて、行く機会があったのは名古屋モーターショーがほとんどだったんです。元々輸入車に強い関心があったこともあって、「セアトやシュコダのような日本で見れないクルマや、ラフェラーリの発表やマクラーレンなどのスーパーカーも本場で見たい!」という想いで受験しました。
大塩 純平さん(以下、大塩):僕もツイッターで知ったんですが、とにかくクルマが好きでジュネーブモーターショーというのはクルマ好きにとって一度は行ってみたい場所だと思ってましたから、夢中で検定試験を受けていましたね。
竹内 靖貴さん(以下、竹内):僕は自動車部の部室にいらっしゃったオートックワンのスタッフの方からの話で知りました。周りの部員は途中で受験を諦めてしまったのですが、なぜか僕だけは諦めずに受験してジュネーブに行くことができて本当にうれしかったですね。
飯田:まず、乗り越えなければならない検定試験(※)の“受け方”で、心に残っていることはありますか?
(※編集部注:カーソムリエ学生選手権では、まずWeb上の検定試験を高得点で突破 [一次選考] しなければ、次の二次選考へ進むことはできません。一次選考の検定試験は期間中、何度でも受けることが可能です。)
石河:僕は試験を繰り返し受けたことでした。10回目で100点が取れたのですが、マニアックな問題も多くて新鮮で楽しかったし、いい勉強になったと思います。それと僕はその時未成年だったので親の同意が必要だったのですが、たまたま親が飯田章さん(飯田裕子さんの実弟でレーシングドライバー)を知っていて、「アテンドしてくれるのは飯田章さんのお姉さんだから心配ない」といって同意してもらいました。
飯田:そんなことがあったんだあ(笑)
大塩:僕も試験を繰り返し受けたことが勉強だったと思います。20回目の受験で合格しましたが、例えるとゲームのグランツーリスモと日産がやっているレーシングドライバー養成プログラムの「GTアカデミー」のモータージャーナリスト養成版のような感じで楽しみながら受験していました。
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