新型ノア267万円~、新型ヴォクシー309万円~ トヨタ 新型ノア/ヴォクシーの価格が早くも判明! 2022年1月に8年ぶりのフルモデルチェンジ

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トヨタは、人気のミニバン「ノア/ヴォクシー」を2022年1月にフルモデルチェンジする。現行型は2014年1月の発表だったから、丸8年ぶりの刷新となる。販売店では正式発表前から早くも商談がスタートした。

そこで、国内外の新車に精通するカーライフジャーナリストの渡辺 陽一郎氏が独自取材を敢行。新型ノア/ヴォクシーの価格を入手した!

新型ノアの価格は267万円~、新型ヴォクシーは309万円~だという。気になるボディサイズや燃費など、新型ノア/ヴォクシーの最新情報をいち早くお届けしよう!

目次[開く][閉じる]
  1. 【2022年1月13日(木)情報更新】トヨタ 新型ノア/ヴォクシーが正式発表
  2. 2022年1月の新型ノア/ヴォクシー正式発売に先駆け、販売店では2021年12月8日(水)より価格を告知
  3. トヨタ 新型ノア/ヴォクシーの販売価格を入手! ヴォクシーはエアロボディのみの設定
  4. 新型ノア/ヴォクシーは車幅が拡大し全車3ナンバー化に
  5. パワートレインは新型2リッター(15.1km/L)と1.8ハイブリッド改良版(23.4km/L)を搭載
  6. 先進運転支援システム「トヨタセーフティセンス」の機能が大幅にアップ! ステアリング支援やACCも装備
  7. エアロボディの価格は従来型に比べ20万円ほどアップしたが、ノーマルとハイブリッドの価格差は是正された
  8. オススメはリセールバリューの高さも期待出来るエアロボディだ!

【2022年1月13日(木)情報更新】トヨタ 新型ノア/ヴォクシーが正式発表

2022年1月13日(木)、トヨタは主力Mクラスミニバン「ノア」「ヴォクシー」をフルモデルチェンジし、同日より発売を開始した。今回のニューモデルで4代目。先代型は2014年1月デビューで、丸8年ぶりの刷新となる。

▼最新記事はこちらから[2022年1月13日(木)更新]▼

トヨタがノア/ヴォクシーをフルモデルチェンジ! 新型は3ナンバー化で室内拡大、先進運転支援機能も大幅にアップデートした

▼以下は2021年12月13日時点の記事です。最新情報は▲上記リンク先▲をご確認ください。

2022年1月の新型ノア/ヴォクシー正式発売に先駆け、販売店では2021年12月8日(水)より価格を告知

「少子高齢化の時代を迎えると、3列シートミニバンの売れ行きが下がる」と言われるが、実際は根強い人気に支えられている。トヨタ ヴォクシー、トヨタ アルファード、ホンダ フリードなどが堅調に販売され、ミニバンは国内で新車として売られたクルマの20%以上を占める。

その人気車のひとつ、ノア/ヴォクシーの姉妹車が2022年1月にフルモデルチェンジを受ける(エスクァイアは廃止)。

販売店では2021年10月から新型ノア/ヴォクシーの簡単な資料を用意して車両概要を説明していた。2021年12月8日(水)以降は、正式な価格も店頭で告知し、見積書も入手できる。

ただしメーカーではホームページ上でティザーキャンペーンを開始したものの、こちらには価格などの詳細情報はまだ載っていない。

そこで、トヨタの販売店で入手した新型ヴォクシー&ノアの詳細情報をいち早くご紹介しよう。グレード構成と価格(2WD)以下の通りだ。

トヨタ 新型ノア/ヴォクシーの販売価格を入手! ヴォクシーはエアロボディのみの設定

トヨタ 新型ノア[2リッター・ノーマルエンジン(ノンターボ)]の価格

■トヨタ 新型ノア[2リッター・ノーマルエンジン(ノンターボ)]標準ボディ

・X:267万円

・G:297万円

・Z:324万円

■トヨタ 新型ノア[2リッター・ノーマルエンジン(ノンターボ)]エアロボディ

・S-G:304万円

・S-Z:332万円

トヨタ 新型ノア[1.8リッター・ハイブリッド]の価格

■トヨタ 新型ノア[1.8リッター・ハイブリッド]標準ボディ

・X:305万円

・G:332万円

・Z:359万円

■トヨタ 新型ノア[1.8リッター・ハイブリッド]エアロボディ

・S-G:339万円

・S-Z:367万円

トヨタ 新型ヴォクシーの価格

■トヨタ 新型ヴォクシー[2リッター・ノーマルエンジン(ノンターボ)]エアロボディ

・S-G:309万円

・S-Z:339万円

■トヨタ 新型ヴォクシー[1.8リッター・ハイブリッド]エアロボディ

・S-G:344万円

・S-Z:374万円

※価格は全て2WDモデル。価格は筆者独自調査によるものです。購入の際には販売店でご自身にて再度ご確認ください。

新型ノア/ヴォクシーは車幅が拡大し全車3ナンバー化に

トヨタ 新型ノアは従来型と同様に標準ボディとエアロパーツを装着したグレードを用意しており、新型ヴォクシーはエアロボディのみの設定となる(現行型も2020年4月の一部改良で標準ボディを廃止している)。

新型ノア/ヴォクシーのボディサイズは、全長:4695mm×全幅:1730mm×全高:1895mmだ。

従来型では標準ボディが5ナンバーサイズ、エアロボディは3ナンバーサイズだったが、新型は両方ともに全幅が1730mmの3ナンバー車になる。

パワートレインは新型2リッター(15.1km/L)と1.8ハイブリッド改良版(23.4km/L)を搭載

新型ノア/ヴォクシーのパワーユニットは、2リッターのノーマルエンジン(ノンターボ)と1.8リッターのハイブリッドを選べる。

新型ノア/ヴォクシーのノーマルエンジンは、ハリアーやRAV4と同様のM20A-FKS型ダイナミックフォースエンジンに刷新され、実用域を中心に動力性能を向上させる。2WDのカタログ燃費は15.0~15.1km/L(WLTCモード燃費)だから、従来型の13.2~13.6km/Lに比べると約10%改善される。

ハイブリッドにも4WD(E-Four)を新設定

新型ノア/ヴォクシーのハイブリッドは従来と同じ2ZR-FXE型の改良版で、駆動用電池などを刷新して効率をさらに向上させる。カタログ燃費は、23.0~23.4km/L(WLTCモード燃費)だ。従来型は19.0~19.8km/Lだから、18~21%の大幅な向上になる。

駆動方式は、前輪駆動(FF・2WD)と四輪駆動(4WD)を用意する。従来型のハイブリッドは2WDのみだったが、新型では後輪をモーターで駆動するE-Fourも設定する。

先進運転支援システム「トヨタセーフティセンス」の機能が大幅にアップ! ステアリング支援やACCも装備

メカニズムで注目されるのは先進安全装備の向上だ。2021年11月より発売を開始したばかりの「レクサス 新型NX」に採用される「プロアクティブドライビングアシスト(PDA)」をトヨタブランド車としては初めて採用する。

従来の衝突被害軽減ブレーキは、衝突の危険が迫った時に作動するが、プロアクティブドライビングアシストはもう少し早い段階で危険を予知する。その上でドライバーのブレーキやステアリング操作を支援するシステムだ。

また従来型のノア/ヴォクシーには運転支援機能が設定されていなかったが、新型ノア/ヴォクシーでは全車速追従型クルーズコントロール(ACC:アダプティブクルーズコントロール)などが装着される。

オプションの安全拡張パッケージを加えると、クルーズコントロールの渋滞支援機能なども採用され、安全性と快適性を一層向上させる。

エアロボディの価格は従来型に比べ20万円ほどアップしたが、ノーマルとハイブリッドの価格差は是正された

安全装備と運転支援機能が充実したこともあり、価格を従来型と比べると、全般的に高めの設定だ。

エアロボディの場合、ヴォクシーとノアでは価格が少し異なるが、ノーマルエンジンでも300万円を超える。従来型はヴォクシーZSとノアSi(7人乗り)が284万4600円だから、新型はおおむね20万円は高い。

それでも新型では、ノーマルエンジンとハイブリッドの価格差を抑える。大半のグレードが35万円に収まり、相対的にハイブリッドの割安感が強まった。

従来型の場合、ノアの標準ボディのGはハイブリッドとノーマルエンジンの価格差を36万3000円としていたが、エアロボディのヴォクシーZS&ノアSiでは、ハイブリッドの装備を充実させていた。そのために価格差が50万円に達していた。そこを新型では是正する。

オススメはリセールバリューの高さも期待出来るエアロボディだ!

機能と価格のバランスが優れた買い得グレードは、ノアの標準ボディであれば、ノーマルエンジンのGかハイブリッド Gだ。ノーマルエンジンのGでは価格が300万円以下に収まることも魅力になる。

エアロボディは、ヴォクシー、ノアともにノーマルエンジンのS-G、あるいはハイブリッドのS-Gが買い得だ。

ノアの場合、標準ボディとエアロボディの価格差を10万円以内に抑えているので、数年後に売却する時の価値なども考慮すると、エアロボディのS-Gが最も買い得なグレードになる。ヴォクシーもS-Gがベストだ。

[筆者:渡辺 陽一郎/撮影:TOYOTA・小林 岳夫]

トヨタ/ノア
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新車価格:
267万円389万円
中古価格:
26.8万円579万円
トヨタ/ヴォクシー
トヨタ ヴォクシーカタログを見る
新車価格:
309万円396万円
中古価格:
14.8万円663.8万円

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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