ロールス・ロイス “攻め”のモデル|カリナン ブラック・バッジが日本に上陸
- 筆者: MOTA編集部
ロールス・ロイス モーター・カーズは、2018年ワールドプレミアが行われ、国内外で好評を得ているSUV「カリナン」のダークな分身である「ロールス・ロイス カリナン ブラック・バッジ」を披露する。
また予約販売の受付を2019年11月13日より開始し、納車は2020年第1四半期から開始する。 価格は4530万円~(消費税込み)。
カリナン ブラック・バッジについて
ロールス・ロイス初のSUVカリナンは2018年に登場した。従来のモデルでは満足できなかったユーザーからの要望に応えるべく導入され、最高純度のラグジュアリーに本格的な実用性とオフロード走破性能をも兼ね備えた新しいコンセプトモデルとして世界的に高い評価を獲得した。
ブラック・バッジの日本国内ローンチモデルはトワイライト・パープルだったがボディカラーは合わせて4万4000色の中から選択できるというからすごいの一言だ。
ロールス・ロイス・ブラック・バッジについて
ロールス・ロイス・ブラック・バッジは、2016年にレイスとゴーストがジュネーブ・モーターショーでデビューし、次いで2017年にはドーンが登場した。このダイナミックなシリーズが従来のラグジュアリーの型にはめられることを嫌うユーザーに人気を呼んだ。
そして今回、同ファミリーの最後を飾るカリナン・ブラック・バッジが加わることになった。ブラック・バッジの中でも最もダークな、最も都会的な性格を明確に打ち出したモデルになる。
V12ツインターボエンジンが600PSを発揮
カリナン・ブラック・バッジの大きな醍醐味となるのは、ファントムで初めて採用された、並外れたボディ剛性を実現するロールス・ロイス独自のオール・アルミ製アーキチャクチャー「アーキテクチャー・オブ・ラグジュアリー」だ。
エンジンに関しては、6.75リットル・ツインターボV12自体は排気量がすでに十分に大きく、必ずしも拡張の必要はなかったとコメントしていたが、最高出力はこのエンジンの優れた柔軟性を生かして29PS増強され、600PSとなった。
極上の快適空間に大胆なデザイン
今回のカリナンのフロントにはブラック・バッジ特有のデザインが輝き、ハイグロス・ブラック・クロームで仕上げられている。また初めてこの仕上げを台座プレートにまで使用し、最もダークなブラック・バッジになっている。
この変更はブラック・バッジを表す他の部分にも適用されており、フロント、サイド、リアの「ダブルR」バッジは配色を逆にして文字をシルバー、地をブラックとしている。
さらにブラック・バッジ・カリナン専用のまったく新しい22インチ鍛造アロイ・ホイールがこのモデルの余裕あるパワーを強調するとともに、無限に生み出されるレムニスケート(連珠形)を想起させる。
そしてグロスブラック・ポリッシュ仕上げのデザインにより、特に目を惹くのがロールス・ロイスが今回初めて採用したカラード・ブレーキ・キャリパーである。このハイグロスのレッド・ペイントは特別に開発されたもので、性能が強化されたブレーキ・システムにより発生する高温に耐えるとともに、ロールス・ロイスにふさわしいなめらかな仕上げを実現している。
まとめ
ロールス・ロイスというと格式・伝統など重厚なフレーズが頭に浮かぶが、今回のモデルは、曰く「ダークな分身」、噛み砕くと「誰でも乗りやすいラグジュアリーなクルマ」というイメージになるか。
新たな世界を見出したブラック・バッジシリーズの集大成としてロールス・ロイスが満を持して送り出すカリナンの発売が待ち遠しい。
ロールス・ロイス カリナン・ブラック・バッジの日本仕様(予定)
寸法 | |
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ドア/シート数 | 4/5(リアベンチシート) 4/4(リアインディビジュアルシート) |
長さ | 5340mm |
幅 | 2000mm |
高さ(空荷時) | 1835mm |
ホイールベース | 3295mm |
トランク容量 | 526リットル(リアインディビジュアルシート) 600リットル(リアベンチシート) |
重量 | |
空車重量(DIN) | 2,720 kg (5人乗りパノラマルーフ及び ビューイングスイート未装備の場合) |
エンジン | |
エンジン/シリンダー/バルブ | 6.75リットル/12/48 |
エンジン速度比出力 | 600PS/441kW(@5,250 rpm) |
エンジン速度比最大トルク | 900Nm(@1,700~4,000rpm) |
燃料タイプ | ガソリン(ハイオク) |
性能 | |
最高速度 | 250km/h(リミッター付き) |
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