ルノー メガーヌ ルノー・スポール 試乗レポート(1/2)
- 筆者: 石川 真禧照
- カメラマン:オートックワン編集部
選択肢は「左ハンドル+6速MT」1択のみという超硬派仕様!
ルノーというと、フランスでコンパクトカーを中心にしたクルマ造りを得意としている自動車メーカー、と思っている人が多い。
ところが、ルノーはモータースポーツの世界ではトップブランドの顔も持っているのだ。
例えば、ターボ技術は1970年代からルノーがスポーツカーレースで使用、F1マシンにターボを導入したのもルノーだし、ターボカーで初めてF1で優勝したのもルノーだった。
70年代からルノーはF1チームだけでなくエンジン供給でF1に関わってきている。
そのルノーのモータースポーツで得たノウハウを活かした市販車が「ルノー・スポール」なのだ。
そして、ルノー・スポールの最新モデルが今回ご紹介する「メガーヌ ルノー・スポール」である。
ルノー・スポールは、メガーヌ以外にもコンパクトカーの「ルーテシア」、スモールカーの「トゥインゴ」ベースのクルマも存在する。
メガーヌ ルノー・スポールのボディサイズは、全長4,320×全幅1,850×全高1,435mm。全高は120mm高いが長さと幅は日産のフェアレディZに近い。
しかし、室内はフロントシートだけでなく、リアシートもヘッドスペースは身長165cmまでならOK。
3人掛けもできるぐらいに広く、トランクも実用的だ。
スタイリングは、フロントのブラックバンパーとツリ目のヘッドライトが迫力を醸し出している。リアはセンター出しの太いマフラーと小さなリアウインドが独特のスポーツカールックスを演出している。
ボディ各部のエアロパーツは、ルノースポールのF1テクノロジーが活かされている。
最近、メガーヌの5ドアも発売されたが、サイドビューなどは3ドア独自のデザインで、クーペの美しさをアピールしている。
インテリアも、ルノースポールイエローに塗られたエンジン回転計をはじめ、ハンドルのセンターを表すステッチ(レーシングカーで用いられている)、アルミのドリルドペダルとフットレスト、レカロのセミバケットシートも備わる。
その一方で、イエローのシートベルトといったお洒落な装備もある。このあたりが、フランスのセンスの良さだ。
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