ポルシェの提案するスポーツモデルのPHVとはいかに?パナメーラS Eハイブリッド/カイエンS Eハイブリッド試乗レポート(2/3)
- 筆者: 大谷 達也
- カメラマン:島村栄二
でも、プラグインハイブリッドのよさをもっと引き出す方法があります。
それは、できるだけこまめにバッテリーを充電してEV走行する距離を伸ばすこと。そうすれば、ガソリンを燃やして走るよりCO2排出量はずっと少なくなり、環境に優しいクルマの使い方ができます。
しかも、電気のほうがガソリンで走るよりも“燃料代(実際には電気代ですが……)”はずっと安くて済みます。おまけに、バッテリーの電気を使い果たしたら、ガソリンを使ってどこまでも走り続けられるから、EVのようにバッテリー上がりを心配しながら使う必要もなし。
どうですか?こうやって考えると、プラグインハイブリッドにも大きなメリットがあるような気がしませんか?
スポーツカーメーカー「ポルシェ」が果たそうとする責任
スポーツカーメーカーのポルシェは、プラグインハイブリッドの開発にもっとも力を入れている自動車メーカーのひとつです。
その証拠に、「パナメーラ」「カイエン」「918」と、すでにプラグインハイブリッド車を3モデルも販売している。これって、ポルシェが世界の自動車メーカーに先駆けて実現したことなのです。
しかも、昨年のルマン24時間レースでポルシェは16年振りの勝利を挙げましたが、そのとき走らせたのも実はプラグインハイブリッド車。
では、スポーツカーメーカーのポルシェが、なぜプラグインハイブリッドの開発にこれほど熱心かというと、ポルシェのようなハイパフォーマンスカーはCO2排出量がどうしても大きくなりがち。そこで、CO2排出量を少しでも減らせるプラグインハイブリッドを1台でも多く世に送り出すことで、自動車メーカーとしての責任を果たそうとしているからなのです。ポルシェ、考え方は意外とマジメなんだなあ。
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