プジョー 3008 海外試乗レポート/竹岡圭 編(2/3)
- 筆者: 竹岡 圭
- カメラマン:プジョー・シトロエン・ジャポン株式会社
ワクワクさせてくれるユニークなインテリアと、意外と大容量のラゲッジ
運転席に座ると、前述したとおりヒップポイント&アイポイントもしっかりSUVらしいものとなっているが、インテリアの雰囲気はあまりSUVらしくない。
しかし、これこそが狙い!
飛行機のコックピットをイメージしたということで、ズラリと並んだスイッチ類は、私が見てもユニークでワクワク感が高まる。これは、メカ好きの男性にはたまらないハズだ。
また、その感覚をより一層増してくれるのがヘッドアップディスプレイ。
これの特徴は、スピードやクルーズコントロールの状態、そしてディスタンスアラートとして、前走者との距離と時間を表示する。これは特にフランスの場合、車間距離の詰め過ぎで起こる事故が50%にも上ることから装備されたそうだ。
そして、センターコンソールも高めにしつらえてある。
SUVは、意外と予想以上に小物を入れるところが少なくて困ることがあるのだが、高めのセンターコンソールのおかげで、小物入れがたくさん装備されていることが特に女性にとっては嬉しいところ。
さらに、SUVらしからぬ包まれ感もあるので、安心感を持って運転できるのがイイ。
触った感触も、手が届くところはほとんど(なんとメーターフードまで)ソフトパッドになっているので、温かみが感じられてまさにSUVにはピッタリの演出なのである。
さらに大荷物もお任せアレ。
ラゲッジは観音開き方式で、開口部が低めに開くために、重たい荷物もラクに積み込むことができる。
これは、週末に水を買って帰るという欧州の習慣に合わせたもの。
また、この開口部には女性2名が腰掛けることも可能で、ピクニックにお出掛けしたときの基地としても使える。トノカバーもアンダーフロアにしまえるので、スッキリ片付けられるし、ワンタッチで倒せる後席をアレンジすれば、サーフボードだって積み込める。つまり、外から見るよりも意外な大容量なのだ。
これは、おしなべてプジョー車のいいところと言っていいと思う。
またプジョー車というか、フランス車というか、固すぎず柔らかすぎずの包み込むタイプのシートがイイ。
後席もスペース的に十分で、適度な硬さとホールド感で体が揺すられないため、ロングドライブでも疲れ知らずなのだ。
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