プジョー 307 スタイルブレーク 試乗レポート
- 筆者: 西沢 ひろみ
- カメラマン:小宮岩男
優れたパッケージング。プジョーの定番ワゴン。
定番ワゴンのブレークは、一般的な2列シートの5人乗りモデルだ。ハッチバックに対してリアオーバーハングを210mm、ホイールベースを110mm伸ばしてラゲッジスペースを確保。乗降性を向上させるためにリアドアを大型化したのが特徴だ。
長野駅から有料道路を経て白馬のリゾートホテルまで、1.6Lエンジンを積むスタイルブレークのステアリングを握った。期待していたのは、欧州車らしい気持ちのいいクルージング。ところが、学習機能付きの4速ATは変速ショックが大きく、シフトプログラムにも違和感が残った。その上、伝達系の振動もステアリングやシートに伝わってくる。ハッチバックに比べて約50kgの重量増とはいえ、ワゴンボディに1.6Lエンジンはちょっと力不足に思える。これがミッションとのマッチングの悪さを生んでいるのだろう。2Lエンジンを積むXSブレークに乗り換えると、スタイルブレークで感じた不満はかなり解消されていた。32万円の価格差だったら、多少無理をしてもXSブレークを手に入れたい。
室内はコンパクトサイズのワゴンとして十分な居住空間を持つ。ラゲッジは2列シート使用時で503L、ダブルフォールディグ方式の6:4分割可倒式リアシートを倒せば最大1539Lまで広がる。プロテクションネットや8Lのアンダーボックスも装備され、満足できる実用性の高さだ。
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