折目遼選手/今井優杏の「あなたの愛車教えてください!」(3/3)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:今井優杏
実は4年前、雨宮レーシングのアマさんを知りませんでした
―もともとクルマはお好きなんですか?
それが、雨宮で乗ってるわりに、それほどでもないんです。レースに出始めた当時、チューニングカーに興味がない分、GTって自分の中では割とどうでもいいというか、興味のないカテゴリーだったんですよ。僕らの世代はカートからステップアップして、フォーミュラカー、最高はF1ということを目指しているような風潮がありましたし。だからGTっていうものの情報をあまり知らなかったんです。
―国内最高峰レースと言われるGTですが、そんな選手もいらっしゃるとは!
僕は今年、GT4年目なんですが、4年前に雨宮レーシングを紹介されたときに、なんと、アマさん(RE雨宮レーシング代表・雨宮勇美氏)を知らなかったくらいですから。
―ええ~!?
何で“アメミヤレーシング”やのに“アマさん”なんやろう?とかそれくらいのもんでした。アマさんに「チューニングカーに興味がないなら、俺のことも知らないんだろう」と聞かれ、正直に「はい、すみません」と言ったら、そこから2年ぐらいあんまりしゃべってもらえなかった(笑)
―正直すぎます(爆笑)。今も喋ってもらえないってことはないですよね?
もちろんです、良くしてもらってますよ!だからクルマが大好きでレーサーになったんじゃないんです。RE雨宮はこれまでベテランというか、経験もテクニックもあるようなドライバーが歴代乗ってきていましたから、僕のような若いカート出身のドライバーが乗るのは異色だと、すごく言われましたね。当時24歳でしたし。
―そうですよね、歴代錚々たるメンバーです。
だからなんでお前が乗れたの、と聞かれることもありました。だけどまあ、とにかく当時は何にも知らなかったですから(笑)
―生え抜きチューニングカーチームであるRE雨宮レーシングに4年間乗って、何かクルマに対する意識に変化はありましたか?
クルマというよりもセブン(マツダRX-7)というものに関しては、全然変わりましたね。セブンの底力を知りました。セブンファンの方は、国内はもちろん、海外にもとても多いんです。セパン戦でマレーシア人のファンが「GODはどこだ?」とアマさんのことを神と呼んでいたりするくらいですから。ドライバーよりも監督の方が人気があるなんて、ウチくらいじゃないですか?当時はショッキングでしたね。
―海外のスポンサーが付くということからもその人気が伺えます。
はい、メインスポンサーであるムティアラはマレーシアでクルマを販売している会社ですから。
―RE雨宮に居たおかげでチューニングに興味が増した、ということは?
大好きになった!というほどではありませんが、チームでの移動中って、アマさんの話題のほとんど全部がチューニングなんですよ。最初は全然さっぱりわからなかったパーツの名前や用語が、やっと理解できるようになりました。
―人気の英会話教材のようなものですね(笑)
聞き流してるだけで理解できる、ってこともあるんですね(笑)
―さて、今後の活動について教えて下さい。
オーストラリアの“V8 Supercars”というレースに出ることになりました!FIA規定レースで、アブダビとかアジア諸国を回るそうなんです。スプリントレースだそうなんですが、観客動員が20万人を超えるレースもあるとかで、すごく楽しみなんですよ!11月末に出発して頑張ってきます!
―参戦記、また聞かせて下さい!
今井優杏の「取材後記」
スプリントカップを終えた翌週からシート合わせ等で早くもオーストラリアに渡るという折目選手。
一番の不安は初めての市街地コースということでしたが、心配というよりも楽しんでいらっしゃるような印象を受けました。どんなレースなのか、ブログ等をチェックしてみて下さいね!
京都出身の折目選手、関西弁での取材、楽しかったです!
折目遼公式サイト
http://www.ryo-orime.com/
ブログ
http://ameblo.jp/ryo-dream-1/
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