トヨタ ライズの対抗車に! 日産は「マグナイト」を一刻も早く日本にも導入すべきだ!

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トヨタのコンパクトSUV「ライズ」が人気だ。全長4メートル以下、5ナンバーのコンパクトサイズで、200万円程度の低価格が大きな強み。そんな「小さくて安いSUV」を、実は日産もしっかり用意していた。インドで2020年12月から発売開始された「Magnite(マグナイト)」だ! 1リッターターボ搭載でライズのガチなライバルとなり得る1台である。日本導入はあるのか!?

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  1. インドで発売された全長4メートル以下のコンパクトSUV「日産 マグナイト」はライズの対抗車になり得る!
  2. マグナイトの1リッターターボエンジンはライズを上回る100ps/160Nmを発揮
  3. 日産 マグナイトの日本導入はあり得るか!? 2022年までに200万円の価格で導入すれば面白い戦いになりそうだ!

インドで発売された全長4メートル以下のコンパクトSUV「日産 マグナイト」はライズの対抗車になり得る!

日産は2020年12月2日、コンパクトSUV「マグナイト」の発売をインドで開始した。日本で開発され、インドのルノー・日産工場で生産される。既に発売後半年で、インド国内に1万5000台が販売された。

また2021年6月からは南アフリカやインドネシアなどへの輸出も開始。好調な売れ行きに、工場では3交代制のフルシフトで生産に追われているという。

小さなボディサイズは「トヨタ ライズ」のガチライバルだった!

日産 マグナイトのボディサイズは全長3994mm×全幅1758mm×全高1572mm、ホイールベース2500mm(インド仕様車)。

そこで、想定される日本でのライバル車と比べてみよう。

トヨタ ライズのボディサイズは、全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mm、ホイールベース2525mm。マグナイトとライズを比べてみると、マグナイトのほうが少しだけ幅広く少しだけ背が低いという違いがあるが、全長は4メートル以下と、共に非常に小さい。

いずれにしても、日本の狭い道でも扱いやすいこの手頃なサイズ感こそが、マグナイトやライズの魅力である。

マグナイトの1リッターターボエンジンはライズを上回る100ps/160Nmを発揮

マグナイトは100ps/160Nmの1リッターターボエンジン(CVT/5速MT)と、72ps/96Nmの1リッターノンターボエンジン(5速MTのみ)を搭載。全輪を駆動させる。車両重量は939kgから1039kgと軽量である。ちなみにライズは1リッターターボエンジン(98ps/140Nm)のみのラインナップで、車両重量h970kgから980kgだ。

2020年12月の発売当初、インドでの価格は49万9000インドルピーから93万5000インドルピー(日本円でおよそ74万円から140万円)と非常に安い。ただしインドではこれに物品税が28%上乗せされる。

日産 マグナイトの日本導入はあり得るか!? 2022年までに200万円の価格で導入すれば面白い戦いになりそうだ!

さて、日産 マグナイトの日本導入はあるのだろうか。日産広報部に問い合わせたところ「マグナイトはインド向けに開発された車両で、国内導入はありません」とのつれない解答。

とはいえ、かつて海外専用車だったコンパクトSUV「キックス」も、数年の時を経て日本へ導入された経緯もある。あくまでも「現時点では」導入しないという話でしかない。

もちろん、国内の法規制や衝突安全基準への対応、独自装備など、日本仕様に仕立て直し、さらには日本での新たな生産ラインに対応させる数々の工数は、外野が思う以上に手間な話だと聞く。

しかしそれも、開発時点で日本仕様の想定がされていたかどうかにもよるだろうし、当然視野には入っていたはずだ。

「国内導入予定はなし」というが、あくまでもそれは“現時点”での話! 英断に期待したい

もしこのマグナイトが日本市場にも導入されれば、キックス、エクストレイルと合わせ、日産が他社に比べ遅れをとっていたSUVラインナップも一気に拡充することが可能となる。

ライバルのトヨタ ライズのデビューは2019年11月。デビュー3年が経過し販売も落ち着くであろう2022年頃に国内導入出来れば、なかなか面白い戦いになるのではないだろうか。当然、200万円前後というライズの低価格設定は強く意識するところだろう。日産の英断には大いに期待したい。

[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:NISSAN・TOYOTA]

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筆者トクダ トオル(MOTA)

昭和44年生まれ。週末は愛車に乗って(時に鉄道に乗って)家族とともにドライブやキャンプを楽しむ1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから15年余りが経過。乗り換えに悩むユーザーの目線に立った平易なコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

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