このまま売って欲しい! 格好良過ぎて市販化を熱望されたモーターショーのコンセプトカー5選(2/2)
- 筆者: MOTA編集部
コンセプトカーから3年後にはプロトタイプへ進化したものの市販化には至らなかった「日産 ブレードグライダー」
2013年に開催された第43回東京モーターショー2013で日産が発表した「ブレードグライダー」は、「リーフ」に続く新たな電気自動車の姿を提案するEVスポーツカーのコンセプトカーだ。
三角翼(デルタウィング)形状の奇抜なスタイルが只者ではない雰囲気だが、日産では本気で市販化を模索していた。
東京モーターショーでの発表からおよそ3年後の2016年8月には、走行可能なプロトタイプ車両を発表。日本を始め世界各国で実際にデモ走行を行ったりしている。
市販化に向け確実に進化を遂げていたブレードグライダーだったが、その後残念ながらプロジェクトは終了してしまった模様。この不思議なレイアウトのEVスポーツカーに、一度は乗ってみたかったものだ。
バブル絶頂期の1989年に現れた夢のスーパーカー「いすゞ 4200R」が今見てもカッコいい!
冒頭にご紹介した「ヴィークロス」(ビークロス)を誕生させたいすゞは、他にも1980年代から90年代初頭に数多くのコンセプトカーを発表していた。
中でもバブル絶頂期の1989年、幕張メッセで初開催された第28回東京モーターショーで発表された「いすゞ 4200R」は別格の存在。夢のようなスーパーカーだった。
丸みを帯びたフォルムは、当時のスペシャリティクーペ「いすゞ ピアッツァ」の流れを汲むもので、今見ても新鮮だ。V8 4.2リッターをミッドシップに搭載し、ロータスと共同開発したアクティブサスペンションを採用していた。
同じ東京モーターショー会場でホンダはアルミボディのスーパーカー「NSX」を発表。いすゞも4200Rを対抗馬として市販化か!? と当時大いに盛り上がっていたが、市販化はかなわなかった。
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