日産 エルグランド vs トヨタ アルファード 人気のLサイズミニバン5番勝負!!(1/2)
- 筆者:
迫力、豪華さ、使い勝手、走り、安全装備を比較!
つい一年前までLサイズミニバンはトヨタ、日産、ホンダの3メーカーから発売されていた。
しかしホンダがエリシオンとオデッセイを統合したことで、Lサイズミニバン市場はトヨタアルファード/ヴェルファイアと日産エルグランドの一騎打ちの様相を呈している。
元々このLサイズミニバン市場を最初に制したのはエルグランドだったが、現在の販売台数を見るとアルファード/ヴェルファイアが優勢だ。本当にそこまで実力差があるのだろうか?
その疑問を晴らすためにエクステリアの迫力、インテリアの広さと豪華さ、ラゲージの使い勝手、走り、安全装備の5つの視点で検証する。比較車両は「トヨタ アルファードハイブリッド SRプレミアムシートパッケージ」と「日産 エルグランド250ハイウェイスタープレミアム」。
エルグランドは2014年1月に王者アルファード/ヴェルファイアから「キング・オブ・ミニバン」の称号を奪還するために、細部にまで及ぶビッグマイナーチェンジを行っている。今回比較する5つのポイントの中にも、ビッグマイナーチェンジによってさらに磨きをかけた部分が含まれている。
エルグランド vs アルファード -エクステリア比較-
エクステリアから比べてみよう。
ボディサイズはアルファードが全長4885×全幅1840×全高1905mmに対して、エルグランドは全長4945×全幅1850×全高1815mm。アルファードの圧倒的な大きさに対して、エルグランドはバランスの良さとスマートさを主張する。
Lサイズミニバン特有の迫力という点はマイナーチェンジにより、全周をクロームメッキで囲みクラス最大級に大型化したフロントグリルによる押し出し感はエルグランドが優勢か。エクステリアは大きなボディによる存在感はアルファード、そしてフロントマスクによる高級感と迫力という点ではエルグランドがリードする。
エルグランド vs アルファード -インテリア比較-
次はインテリアを比べてみたい。
アルファード、エルグランド両車とも高級車の証である本革シート、オットマン付きセカンドシートは標準装備している。室内空間はアルファードが室内長3160×室内幅1585×室内高1360mm。対してエルグランドは室内長3025×室内幅1580×室内高1300mmとアルファードが優勢。
しかし実際に運転席に座ってみると、アルファードのほうが天井は数値上は60mm高いのだが、サンバイザーに位置が近く感じる。一方のエルグランドは今回の変更で室内長を+20mm上げた効果が出ていて、数値は負けているがこちらのほうが広く感じる。
そしてアルファードのフロントシートは運転席と助手席がセンターコンソールによって独立した空間となっているが、エルグランドは運転席と助手席の間でも移動できるようにスペースがあり、バッグなどの小物を置けるので便利だ。
セカンドシートは座り心地は互角だが、アームレスト内にリモコンがビルトインしていたり、読書灯が装備してあるなど演出はアルファードのほうが上手だ。インテリアに関しては高級感は互角。数値ではなく、実際に乗ったときの広さと使いやすさはエルグランド、演出のうまさはアルファードといえる。
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