アウディ TT RSクーペの5気筒 2.5L TFSIエンジンが「インターナショナル エンジン オブ ザ イヤー2010」を受賞
世界35カ国、71名の著名自動車ジャーナリストが審査員を務める「インターナショナル エンジン オブ ザ イヤー」の2.0~2.5リッター部門において、アウディ TT RSクーペに搭載されているターボチャージャー付き2.5リッターTFSIエンジンが1位に選出された。
アウディ TT RSクーペの2.5 TFSIエンジンは、ターボチャージャーとガソリン直噴技術というアウディのコアテクノロジーを搭載し、アウディブランドの5気筒エンジンに再び栄光をもたらした。2,480ccの排気量を持つこのエンジンは、5,400~6,500rpmで最高出力340ps(250kW)、1,600~5,300rpmで最大トルク450Nmを発生する。
「インターナショナル エンジン オブ ザ イヤー」の審査員は、TT RSの2.5リッターエンジンについて、次のようにコメントしている。「トルク、パワー、すばらしいサウンド、このエンジンはこれらの全要素を持っています。このエンジンは、5気筒構造におけるベストなエンジンと言えるでしょう。」
このパワフルな5気筒エンジンにより、アウディ TT RSクーペの0~100km/h加速は4.6秒、0~200km/h加速は15.9秒の俊足さを誇る。経済性も優れており、10・15モード燃費は10.6km/L。
わずか183kgのエンジン重量は、このクラスでは最軽量の部類に入る。この軽量なエンジンによってアウディ TT RSクーペの車両重量が抑えられ、軸荷重配分における大きなアドバンテージを生み出すことによって、ハンドリングの向上に貢献している。
アウディ TT RSクーペは、アウディTTシリーズのトップモデルとして、2010年2月に国内販売を開始。R8やRS6など、アウディのハイエンドスポーツモデルを手がけるquattro GmbHが開発を手がけた。歴代のRSシリーズ同様に、傑出したロードマナーと圧倒的な動力性能を発揮するスポーツモデル。
アウディのTFSI技術は、「インターナショナル エンジン オブ ザ イヤー」において、6年連続で部門1位に選ばれている。昨年までの5年間は、アウディ2.0リッターTFSIエンジンが、1.8~2.0リッター部門で1位に輝いている。FSIガソリン直噴技術とターボチャージャーは、アウディのコアテクノロジーとなっている。
この記事にコメントする