富士重工業、電動式塵芥収集車「フジマイティーエレクトラ」を発売
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富士重工業は、廃棄物の積込みや排出作業を電動で行う塵芥収集車「フジマイティーエレクトラ」を開発し、4月12日より全国の販売特約店を通じて発売する。
富士重工業は、1991年に国内初となる電動式塵芥収集車を開発・実用化し、その後も次世代電池を採用した電動式塵芥収集車の開発に継続的に取組んできたが、コストの面で課題があり、市場普及への期待が薄く、低炭素社会実現への貢献度も低いという認識を持ってきた。
今回発売する電動式塵芥収集車「フジマイティーエレクトラ」は、2次電池として広く普及していることから次世代電池と比べてコストを抑えられる「シールドバッテリー」を採用することで、塵芥収集車として市場普及を期待できる価格を実現し、低炭素化社会の実現推進に貢献できる商品としている。
廃棄物の収集や排出などの作業は、シールドバッテリーを動力源とした専用モーターで行うため、エンジンを停止させることができ、作業時の二酸化炭素の排出量や消費燃料、騒音などを大幅に削減することが可能となっている。