SPACECOOL、イオンモール成田でEV急速充電器の実証実験を開始



SPACECOOL株式会社(以下、SPACECOOL)は、イオンモール成田において放射冷却素材「SPACECOOL」(以下、「本素材」)を活用した電気自動車(以下、「EV」)用の急速充電器の運用効率化を目指した実証実験を開始しましたので、お知らせいたします。

地球温暖化の原因である温室効果ガスの排出量削減に大きな変化をもたらすものとしてEVの普及が期待されています。そのEVの普及のためにはEV充電器等の交通インフラが不可欠で、昨今、日本国内でも着実に整備が進んでいます。

またEVの利用者がショッピングモールや高速道路の駐車場等、出先での充電が必要になった場合、短時間で充電を完了するためにはEV急速充電器を利用した充電が必要となります。但し、真夏等の灼熱の環境下では、EV急速充電器の内部機器の温度上昇による動作停止や機器故障のリスクが高まる事から、夏の時期は内部機器の発熱量を抑制するために、通常、50kWから30kWに出力を下げて運用する事が一般的になっています。出力を下げて運用する事で、夏場は他の季節と比べて、所定の時間内で得られる充電量が少なくなってしまいます。そのため、一回の充電で十分な電力量を得る事ができず、短い期間で再充電が必要になり利用者の利便性低下や、電欠への不安感の醸成に繋がっています。

放射冷却素材「SPACECOOL」をEV急速充電器の外面に貼付することにより内部温度の上昇を抑制する事で、電力出力を下げる事なく運用できると想定しています。その事により、夏場でも一回の充電時間で十分な電力量を供給し、利用者の利便性の向上、電欠への不安解消、更には電気自動車の普及を下支えし、脱炭素社会の実現に貢献して参ります。

当実証実験は、イオンモール成田の屋上駐車場に設置してあるEV急速充電器2台を実証実験対象として、2022年9月末頃までを目途に実施して参ります。





<放射冷却素材「SPACECOOL」とは>
本素材は、直射日光下において、太陽光と大気からの熱をブロックし熱吸収を抑えるだけではなく、放射冷却技術の原理により、宇宙に熱を逃がすことで、エネルギーを用いずに外気温よりも温度低下する放射冷却*1素材です。本素材は、高性能、高耐久のしなやかな光学フィルム(粘着剤付)で、色のラインナップは「銀」と「白」の2色が開発済みです。


サイズ(幅×長さ):1,250mm × 25m
厚み(代表値)  :110μm(粘着剤含む)
重量(代表値)  :145g/m2
太陽光反射率   :>95%
放射率(8-13μm):>95%

*1:大阪ガス独自の放射冷却技術を用い、太陽光の入熱を抑え、熱放射による出熱(熱せられた物体の熱が電磁波・光として運ばれる現象)を大きくした材料設計により実現

<会社概要>




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