ボルボ・カー・ジャパン、納車前整備から板金修理まで対応する埼玉サービスセンターを開設

年間入庫予定は5,000台以上！ 一元管理して物流を効率化

埼玉SCは、圏央道川島ICより車で約5分、約1.5kmの距離に位置し、敷地面積は約4,300平方メートル、建物は3階建てで延べ床面積約7,000平方メートル。

新車車両の保管場所としても活用し、これまでは豊橋と藤沢に分散していた新車在庫を一元管理することで物流の効率化を図る。埼玉SCは新車・中古車の納車前整備、板金修理等で年間5,000台以上の入庫を予定している。

フレーム修理や板金塗装などさまざまな修理に対応

建屋1階の半分を占めるスペースは、納車前整備エリアとして埋め込み式のリフト8台をはじめ、より高度な整備に対応するため最新の4輪アライメントテスターやホイールバランス測定器を備える。

また1階残りのスペースには車両板金塗装エリアを設け、大型の塗装ブース2基、簡易ブース1基を備え、使用する塗料については、環境に配慮した100%水性塗料を使用。また重整備に対応するため、最新のフレーム修正機も備えられている。

将来の電動化まで見据えた埼玉SC

2階は会議や研修を行う多目的スペースに加え、ボディーコーティングなどの作業を行うコーナー、認定中古車撮影スペースを備え、残りのスペースを駐車スペースとした。3階と屋上を合わせた260台の駐車スペースは最新の駐車位置管理システムにより各車の駐車位置が常に管理され、各階は将来の電動化車両にも対応する大型の車両エレベーター2基により結ばれている。

直営各拠点の新車整備や認定中古車の商品化、板金塗装を含む重整備を埼玉SCに集約することにより、店舗でのメカニックやサービス担当者の時間的余裕を創出。よりユーザーに寄り添った対応ができるようになり、顧客満足度の向上に繋げたい考えだ。

また、車両の電動化に向けバッテリー交換等の整備作業を集中させることにより、ノウハウを蓄積し、電動化におけるサービスの中心拠点としての役割も期待されている。