アウディ 電気自動車SUVクーペ「e-tron スポーツバック」が登場

画像ギャラリーはこちら

アウディは2019年11月20日ドイツ・インゴルシュタットにて、SUVクーペ「e-tron スポーツバック」をヨーロッパにおいて2020年春に発売することを発表した。価格は7万1350ユーロ(日本円:約857万円/2019年12月時点)~。なお、日本仕様・価格は未定となっている。

>>広々とした室内空間! e-tron スポーツバックの内外装を見る

「e-tron スポーツバック」の主な特長

e-tron スポーツバックは、最大300kWのパワーを発生し、1回の充電で最大446kmの航続距離を実現する、ダイナミックなSUVクーペだ。今回、アウディの量産車として初めて採用されたデジタルマトリクスLEDヘッドライトにより、道幅の狭い道路でも正確に路面の中央を照らし出し、車線内を安全に走行することができる。

エレガントで豊かなエクステリア

e-tron スポーツバックは、広々としたスペースのSUVモデル、エレガントな4ドアクーペ、先進的な電気自動車のキャラクター、その全ての顔を持っている。

全長は4901mm、全幅は1935mm、全高は1616mmのボディからなるルーフは、筋肉質なボディ上にフラットに伸び、リアに向かって優雅なラインを描く。

専用カラー:プラズマブルーメタリックを設定

e-tron スポーツバックには、専用の新色「プラズマブルーメタリック」を含む、合計で13種類のボディカラーが用意された。充電フラップには、高電圧システムを示すオレンジ色のロゴが設置され、このカラーはオプションでブレーキキャリパーに適用することも可能だ。

ホイールアーチトリムとシルには、アンスラサイトが採用され、オフロードモデルならではの力強い外観を強調。ブラックに塗装されたアンダーボディプロテクション、ディフューザー、ドアシルも同様の効果を演出する。

また、アドバンスト エクステリアラインでは、アタッチメントは対照的なグレー、またはオプションとしてボディ同色仕上げとなり、アンダーボディプロテクションとディフューザーには、マットシルバーが採用されている。

完成された形体のインテリア

e-tron スポーツバックのインテリアは、デザインとテクノロジーがシームレスに融合した、エレガントなラウンジのような雰囲気を創出している。インストルメントパネルは、左右いっぱいに弧を描いて伸び、運転席側にはアウディバーチャルコクピットのカバーが一体化しており、まるで空間に浮いているように見える。

ラップアラウンド形状のドアトリムには、オプションのバーチャルエクステリアミラーのスクリーンが統合された。2つのタッチディスプレイを備えたインストルメントパネルは、人間工学に基づき、ドライバーに向かって角度が付けられ、アッパーディスプレイはディスプレイをオフにすると、周囲の大型ブラックパネルに溶け込んで、ほとんど見えなくなる。

95kWhのエネルギー容量を備えた高電圧バッテリーシステム

e-tron スポーツバック 55quattroは、高い効率、パフォーマンス、そして静粛性を提供する。そのバッテリーシステムは、95kWhのエネルギー容量を備え、396Vの定格電圧で動作する。100km/hから制動する場合、e-tron スポーツバックは最大300Nm、220kWの電力を回生することができる。

航続距離を延ばす最高のエアロダイナミクス

Sラインエクステリアおよびバーチャルエクステリアミラーを装備したe-tron スポーツバックは、わずか0.25の非常に優れたCd値を誇る。この数値は、姉妹モデルのe-tronよりもさらに優れている。

これは車両後方の空気抵抗が少ないためであり、高い位置に設置されたテールゲートのエッジ部分が、このエリアにおけるエアフローの乱流を最小限に抑え、最終的には電力消費量の削減にも繋がっている。

特別限定車「エディション1」

アウディは、e-tron スポーツバックの発売を記念して、プラズマブルーのカラーを纏った限定モデル「エディション1」を発売する。

S lineエクステリアをベースに、バーチャルエクステリアミラー、アルミニウム調アタッチメント、21インチ専用ホイール、オレンジのブレーキキャリパー、パノラマガラスサンルーフが標準装備される。

照明付きフロントドアシルトリムは、モデル名の「エディション1」ロゴを地面に投影。インテリアは、ヴァルコナレザー製の専用モナコグレーシートカバー付カスタマイズドコンツァーシート、同じくヴァルコナレザー製のスポーツシート付Sラインインテリアから選択できる。

さらに、フロント3Dサウンドを備えたBang&Olufsenプレミアムサウンドシステム、Tourアシストパッケージ、フロントおよびリアのダイナミックターンシグナルとダイナミックライトシナリオを備えたマトリクスLEDヘッドライトも含まれている。

※スペック・仕様などは全て欧州値。

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

MOTA編集部
筆者MOTA編集部

MOTA編集部。現在総勢9名で企画・取材・原稿作成・記事編集を行っています。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

アウディの最新自動車ニュース/記事

アウディのカタログ情報 アウディの中古車検索 アウディの記事一覧 アウディのニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる