マツダ、コンパクトSUV「CX-30」予約スタート
2019年10月24日販売開始、SKYSCTIV-Xは2020年1月から
マツダは、新世代商品の第2弾となるクロスオーバーSUV「CX-30(シーエックス サーティー)」を2019年9月20日より予約受注を開始した。価格は239万2500円~371万3600円(消費税込み)。
感性を刺激するデザイン
光を映す美しい外装とボディカラー
CX-30の外観は、滑らかなボディ曲面による美しさと、ホイールアーチ部とボディ下部の幅広ガーニッシュ(クラッディングパネル)によるSUVらしい力強さを両立させたデザインとなっている。
フロントフェンダーからリアタイヤへとスピード感ある弧を描いたショルダー部は、書道のひと筆書きから着想を得たもの。またその下のボディ面は、クルマの動きとともに周囲の景色がS字型に揺らめきながら映り込む、光の移ろいを表現している。
ボディカラーは全8色で、「カラーも造形の一部」と考え開発された「ソウルレッドクリスタルメタリック」「マシーングレープレミアムメタリック」に加え、MAZDA3で新開発の「ポリメタルグレーメタリック」も設定。
クルマとの一体感を強める内装
CX-30のコクピットは、ドライバーを中心に表示機器、操作スイッチ等を左右対称にし、それらをドライバーへ向けて正対させるように配置することで、クルマとの一体感を強めた。
助手席は、メーターフードを起点に、助手席側のドアトリムまで美しくカーブを描くウイング状のフード造形を採用。前席乗員を大きく包み込むようなデザインによって、コクピットとは対照的に居心地のよさと安心感を提供する。またウイングの縁部分の縫製や末端部の金属加飾が、室内全体の上質さを引き立てる。
コンパクトながら居心地の良い室内空間
日常の使いやすさを追求したボディサイズ
CX-30は全長4395mm、全高1540mm、全幅1795mmで、都市部でも取り回しが良く立体駐車場を気軽に使えるコンパクトサイズ。クロスオーバーSUVとして最低地上高を高めに設定しながらも、地面から着座位置までの高さを最適化し、前後の席で自然な乗降性を確保した。
ゆったりとした室内空間と荷室
CX-30の前席は、乗員間の間隔を同モデルより大きなSUV「CX-5」と同等に広く確保するとともに、幅広のセンターアームレスト・ドアアームレストを採用し、窮屈感のない快適な着座姿勢を実現した。
後席は前席との距離を長めに取るとともに、着座位置の高さとフロア高を調整することで、大きな体格の乗員でも余裕を持って着座できる頭上空間を確保。全席の着座位置と距離を最適化し、乗員同士の顔が見えやすく、会話のしやすい室内空間とした。
また荷室は、大型ベビーカーと旅行用バッグなどを同時に積載できる 430Lの容量と1020mmの開口幅を確保。開口部下端の高さを地上から731mmに設定し、大きな荷物や重たい荷物の積み降ろしでも体への負担が最小限となるように造り込んでいる。
さらに電動でリアゲートの開閉ができる「パワーリフトゲート」を、20S(グレード)を除くすべての機種に標準設定。リアゲートを開閉するダンパーの一部部品を樹脂製にするなど、滑らかな動きと静かな作動音を追求している。
さらなる進化を遂げた「走る歓び」
最新のSKYACTIVエンジン3種類
CX-30は、2.0リッター直列4気筒直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」と、1.8リッター直列4気筒直噴クリーンディーゼルターボエンジン「SKYACTIV-D 1.8」にくわえ、2.0リッター新世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X 2.0」の3種類を設定。
「SKYACTIV-G 2.0」「SKYACTIV-X 2.0」搭載機種には、6速オートマチックトランスミッション「SKYACTIV-DRIVE」とともに、6速マニュアルトランスミッション「SKYACTIV-MT」が組み合わされる。
新世代車両構造技術
マツダの新世代車両構造技術である「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE(スカイアクティブ ビークル アーキテクチャー)」は、クルマに乗っているときにも人間に備わったバランス能力を発揮できる状態をつくるために、シート、ボディ、シャシーを有機的に連携させながら、人間の特性に基づいた造り込みを徹底。これにより、違和感や不安感、不快感のない、人間の感覚にフィットした乗り心地と操縦安定性を実現した。
進化したAWDシステム「i-ACTIV AWD」
タイヤの動きやGセンサー等の情報から車両の走行状態をリアルタイムに検知し、路面状況やタイヤの荷重状態の変化を素早く予測。雨や雪などの滑りやすい路面ではもちろん、ドライ路面においても4輪のタイヤの力を効率的に引き出せるように自動的にトルクを配分し、スムーズで安定した走りを提供する。
また新たにマツダ独自の制御技術である「G-ベクタリングコントロール(GVC)」との協調制御を採用し、これまで以上にニュートラルなコーナリング性能を実現する。
オフロードトラクションアシスト
SUVの悪路走破性を向上させる新開発の「オフロードトラクションアシスト」を新たに採用。悪路における想定外のスタック時にも、AWDとトラクションコントロールシステム(TCS)の協調によって接地輪への駆動力伝達を最大化することで、悪路からのスムーズな脱出を実現する。
先進の予防安全技術と快適性
安全性能では、危険な状態に陥るリスクを最小化し、危険自体を回避する「マツダ・プロアクティブセーフティ」の考え方に基づき、わき見や居眠りを検知し警告する「ドライバーモニタリング」、追従走行機能とステアリングアシスト機能により、高速道路や自動車専用道路の渋滞時に運転疲労の軽減をサポートする「クルージング&トラフィックサポート(CTS)」 など、最新の安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」を搭載した。
また静粛性の面では、タイヤからサスペンション、ボディを通じて伝わる突き上げを滑らかに減衰し、騒音や振動を小さくするとともに乗員が感じる音や振動を感覚に沿って変化させることで居心地の良さを追求。
さらに、すべての機種に車載通信機を標準設定し、コネクティッドサービスとスマートフォンアプリ「My Mazda(マイ・マツダ)」と連携、緊急通報サービスの提供などが可能になる。
全国都市展示イベントを開催
CX-30プロトタイプの先行展示イベントを2019年9月27より順次、全国6会場で実施する。
■2019年9月27日~同年9月29日: 日比谷ミッドタウン(東京都千代田区)
■2019年10月4日~同年10月6日:イオンレイクタウン(埼玉県越谷市)
■2019年10月18日~同年10月27日:デザインタッチ@東京ミッドタウン(東京都港区)
■2019年10月18日~同年10月20日:JR名古屋駅(愛知県名古屋市)
■2019年10月25日~同年10月27日:広島 T-SITE(広島県広島市)
■2019年12月9日~同年12月15日:JR博多駅(福岡県福岡市)
■2019年12月20日~同年12月22日:グランフロント大阪(大阪府大阪市)
各モデルの価格
■20S:239万2500円(FF)、262万9000円(4WD)
■20Sプロアクティブ:261万2500円(FF)、284万9000円(4WD)
■20Sプロアクティブ ツーリングセレクション:273万3500円(FF)、297万円(4WD)
■20S Lパッケージ:279万4000円(FF)、303万500円(4WD)
■XD プロアクティブ:288万7500円(FF)、312万4000円(4WD)
■XD プロアクティブ ツーリングセレクション:300万8500円(FF)、324万5000円(4WD)
■XD Lパッケージ:306万9000円(FF)、330万5500円(4WD)
■X プロアクティブ:329万4500円(FF)、353万1000円(4WD)
■X プロアクティブ ツーリングセレクション:341万5500円(FF)、365万2000円(4WD)
■X Lパッケージ:347万7100円(FF)、371万3600円(4WD)
※価格は消費税10%込み
※SKYACTIV-G 2.0搭載機種およびSKYACTIV-D 1.8搭載機種は2019年10月24日より販売開始予定。SKYACTIV-X 2.0搭載機種の販売開始時期は2020年1月以降の予定。
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